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新卒時代に「事務やめたい」とブログに書き殴っていた私は、今も同じ職場で働いている

7ヶ月ぶりのブログだ。わー久しぶり。

ありがたいことに、新卒時代に書き殴ったブログが70いいねを超えていた。
世界の片隅で縮こまっているOLのブログを、沢山の人に読んでもらえたのは素直に嬉しい。
ありがとうございます。

(よかったら読んでみてね)


辞めたかった事務職を、今も続けている

新卒だった私は、今年で3年目になった。
同じ職場で、同じ事務職で、辞めずに今も続けている。

辛いことも泣くことも相変わらずあるけれど、
切り替えて、なんとか踏ん張って社会人生活を送っている。


働くということ、お金を稼ぐということ。
新卒の頃は、そういう当たり前のことが何一つ分かっていなかった。

「事務職なんて向いてない。人間関係が苦痛だ。
 このまま若さを無駄にするなんて嫌だ。
 この会社に入る選択をしたのは間違いだ。私が正しいんだ。」

周囲や会社を否定して、自分を保つことに必死だった。
毎日精一杯で、あまりにも未熟だった。

働いている職場の人にだって、自分の生活がある。
自分を食わすために、家族を食わすために働いている。
私たちは支え合いながら、必死に生きている。

職場に対する気持ちの変化


人間が嫌いで働くことがポンコツな私でも、少しずつ、今の職場に馴染んできた。
新卒時代にポンコツな失敗を繰り返していたため、
「コイツに重い仕事を振るのはリスクだ」と周りも認知してくれている。
(ここは本当にありがたい)

億劫だったコミュニケーションも、少しだけ、人との接し方が分かってきた。
どんな振る舞い方が職場シーンでは好まれるのかも見よう見まねで実践していくうちに、分かってきた。

激務でも若手に優しく接してくれる先輩や上司の存在も見えてきた。
事務職の存在はすごく重要で、事務職なしでは会社は回らないこともわかった。

今までは身に入らず適当に仕事をしてしまっていたけど、
「一生懸命働いている人たちがいるのに、
 会社や職場を批判して嫌々働くなんて失礼じゃないのか?」
と考えさせられた。今では全力で仕事に取り組んでいる。

自分はまだまだ甘い。力不足だから、周りに助けを求めながらも、働いている。


「今」と「これから」について


”社会”という甘くない世界に飛び込んで、
びっくりして毎日泣いていたけど、案外慣れるものだ。
こうして大人になっていく。
仕事の辛さも、達成感も、葛藤でさえも、すべて経験なんだろう。


私は現在24歳。残念ながら、一つの人生しか生きられない。
自分の経験不足が身に染みて辛かったので、
最近になって苦手だった本を読むようになった。
家で活字を読む時間を過ごすなんて、自分でも驚きだ。

最近読んでいる本は青山美智子さんの短編小説「お探し物は図書室まで」だ。
青山美智子さんの本は夢中で読めてしまう。
色んな立場の登場人物の心情に触れると、すごく勉強になる。
ああ、あの人もこんな気持ちだったのかな、なんて考えさせられる。

様々な小説を読んでいると文豪の話もちょくちょく出てくるので、
文豪の本も読んでいきたい。夏目漱石、太宰治、森鴎外など買ってみたものの、早速漢字が多くてひよっている。笑


最後に。

事務に向いてないのなら行動を起こすのはどうだろうか。
デザイナー?漫画家?まちづくり?企画?全部やっていければいいじゃん。

21卒(新卒)事務職、すでに辞めたい(ブログ)


冒頭のブログで、過去の自分が荒々しく書き殴った想いがある。
お金を貯めて、現在は通信大学でデザインを学んでいる。
新卒でキツい思いをして選択をしたからこそ、楽しい”今”がある。
どんな選択も、どんな経験も、絶対に未来に繋がっていくことを信じて。
今やるべきことに取り組んでいきたい。






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