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痛みなくして、ひとは強くはなれない #17

no_pain_no_win」(痛み無しで、勝ちはない

こんにちは!お久しぶりです。和泉 まどかです。
私のnoteを見つけて開いてくれて、ありがとうございます!

前に書いたこのnoteがありがたいことに多くのスキをなぜかいただき、恥ずかしくなり、なかなかnoteを書けませんでした。こちらは、私が書いたnoteのなかでも、なるべく見つけてもらいたくないと思っていた恥noteで、わざとタグを少なくするなど工夫していたのですが、逆に多くの方に見つけてもらいました。ありがたく、恥ずかしく、不思議な気持ちもありますが、開き直って恥noteとして残しておきます。

さて、noteを始めるときにも思っていたことで、今も思っていることですが、痛みがなければ、ひとは強くはなれないと思っています。

noteに登録するとき、自分のnoteには好きなURLを設定することができます。(これから作られる方は、他の方と丸々被っているものは使用できなかったので、ご注意を!)

私はこの設定が出来ることを知らず、ワクワクしながらたくさん考えて、楽しく悩みました!自分を表す、自分にとって何か意味のある言葉がいい、もし読んでくれたひとの目に留まった時に、どういうことだろうと考えてもらえるような意味のある言葉を入れたいと思いました。

分かるひとにだけ分かってもらいたいな、という思いで、短い英語のフレーズが良さそうだと考えていた時に思い浮かんだのが「No music , no life」でした。

「No music , no life」のような、「○○なしでは○○できない」というフレーズを私なりにアレンジするなら何だろうと考えて、「no_pain_no_win」(痛みなしでは、勝ちはない)にしました。

「No music , no life」を調べると「音楽なしでは、生きられない」と訳されることが多いですが、文法的に訳すと「音楽もない、人生もない」となったり、肯定的なニュアンスにするなら「人生があれば、音楽もある」となったりするみたいで、いろいろな捉え方があるのも、面白いなと感じました。

no_pain_no_win」は「痛みなしでは、勝てやしない」でもいいし、「痛みもなければ、勝ちもない」でも、「勝利があるなら痛みもある」でも素敵だな~と思いました!ひとによって何を「勝利」と捉えるか、「痛み」をどういうときに感じるか、ひとの数だけ答えがありそうで、これは良さそう!と思いました。

私は「win=勝つ」には、強くなる、成長するという意味も感じています。

大事なものや大切なひとが、他人に奪われたり、傷付けられたり、壊されたりして、ひとは強くなれる。

アニメ、ドラマ、映画、バトルする作品では、誰かが強くなって、敵に打ち勝つ、勝負に勝つ。それには痛みが必要だと思う。

大事なものを傷つけられる→ショックを受ける(痛みを受ける)→一時的に弱体化→強くなる

しかし強くなることが良いことか?
弱いまま生きられるなら、強くなる必要はないのでは?とも考えました。

弱いままで生きられるということは、その分失ったものが少なかったということである、とすると、失ったものが少ないなんて、いいことじゃないか!失っていないものが多い方が、楽しいに決まってる。

でも、大きなものを失ったことがあるひとでしか、同じようなひとに寄り添うことはできない。強くなるということは、弱きものを助ける力があるということだ。誰もが弱いままでどうする。

強いから勝てる、のではなく、勝ってきたから強いことが分かるのである。

強さが決まるのは、勝負の後だ

これを知ったのは、昨年の夏の選抜高校野球で107年振りに慶応が優勝したのを知ったときだ。そもそも甲子園に来るのは強豪校ばかりで、甲子園常連校と呼ばれる高校もいる。だけど、107年振りに優勝できたのは、「強かったからだ」と思った。

慶応が「今まで弱かったから、優勝できなかった」のではなく、「優勝できたから、強さがやっと認められた」のだと思った。初めて、感覚的に結果の後に能力や才能が評価されるということを理解できた。

失ったものが自分にとって大切なものであればあるほど、それは自分を強くする。今度は何も奪わせないと躍起になる。

予期せぬタイミングで、予期せぬトラブルに巻き込まれ、第三者の手によって自分の大事なものが自分から引き離されてようやく、ひとは強さに目覚めるのかもしれない。

他人に、自分にとって大事なものを奪われたり、傷付けられたり、壊されたとまで感じたとき、それを元通りに取り戻すことは不可能だと分かっていても、いや、分かっているからこそ、今度は相手からひとつでも多く、奪われたものをこちらが奪い取りに行くのだ。

奪われた大事なものを、奪い取りに行く。

これを復讐というのだと思う。復讐心の強さに比例して、ひとは強くなる。

強く、そして、奪われた悲しみに暮れる弱者に寄り添う優しさを獲得する。
ひとに救いの手を差し伸べたいと感じるようになる。

自分が、あのとき守れなかったものを、誰かの大事なものに投影して、同じ過ちを繰り返さないように。今回こそは、守り抜くと覚悟を決める。

奪われたもの無しで、ひとは復讐心を抱けない。
奪われて復讐心を抱いて、強くなる。

残酷なことだけど、ひとが強く、やさしくなるには、何かを奪われる経験が必要なのだと思う。その強さとやさしさを得ても、その力はそのひと自身を助けてくれないかもしれない。しかし、手放したくなかった、当たり前にいつも自分の近くにあった宝物を失くしたひとは、もうこれ以上自分にとっての大事なものを間違えることはないだろう。

大事なものを見分けられるというのは、能力のひとつだと思う。

大事なものを他人に傷つけられたということを、実際はそう感じているだけであり、他人のせいではなく、自身の考え方のせいなのでは、と考えるひともいるかもしれない。他人が何かを傷つけたことは事実だとしても、自分にとっての意味や意義を見出すのは、他人ではなく自分自身であるからだ。

しかし、他人の言動きっかけで生まれた感情や意味や意義は、自分だけの責任だろうか。私はいわば、連帯責任だと思う。その他人にも責任はある。自分にもある。

また、違う角度の考えとして、大事なものを失って、絶望して、逆に自分が大事なものを奪う側に回るということも考えられると思った。これに関しては考えたけど答えが出ませんでした。

no_pain_no_win」の「win(勝つ)」とは何に勝つのかと自分でも考えてきたけど、痛みに勝つということかな。多くの痛みがあればあるほど、勝てる確率が上がる。ただし、痛みが多くても必ず勝てるわけではない。

まとめ

強く、やさしいひとを見つけられるようになりたいし、もっと強くやさしいひとが増えてほしい。それを求めることは他人に痛みを経験してもらいたい、ということになるから抵抗があるけど、、、でも仕方ない。だって世の中に、嫌なことから逃げて、頑張らない、無理をしないことを良しとする風潮が大きくて、強い痛みを経験せずに生きているひとが多すぎる。

大きな声では言えないけど、やっぱり頑張って無理して、逃げずに一人で戦うことは大事だと思う。練習無しで本番で急に勝てないでしょう。何かあったときのために、予行練習で潰れておけば、「本当の絶望」という本番では勝てるかもしれない。

頑張って無理して、逃げずに一人で戦って、それでダメでも、上手くいっても、ここまで頑張ることないし、無理することないな。がむしゃら過ぎたな、と気づいたひと「だけ」が、頑張るのも、無理をするのも、一人で戦うのも、「やめる」権利があるのではないか。

最初から何事も軽い気持ちで、世の中通用すると思っている若者が増えたら嫌だな~。今でさえ多いと思ってるのに。頑張らないで緩く生きるというのは、本人が良くても、それで順風満帆に生きてゆけても、周りが迷惑してるから。

頑張ったことのないひとのために「能力として頑張ることができる」ひとがさらに本人の意思と関係なく「頑張る必要が出て」、尻ぬぐいしてくれてるってことだと思う。それで、残念なことに、尻ぬぐいされてる方は気づかないよね。その立場を経験したことないのだから。

だから、頑張って、無理をしたひとなら、緩く生きようとしても、誰が誰のフォローをしているかに気づけるし、自分も周りにフォローしてもらったらそれに気づける。感謝できる。

そういうひとだけね!頑張らず、無理もしないで生きていいっていうのはさ。自分がフォローされてることに逐一気づけて、周りの状況も把握できる、「支え・支えられる」ひとは頑張らないで生きた方がいいと思うな。

自分の痛みに勝つことは、自分だけの勝利じゃない。そのひとのことを応援しているひと、支えてくれているひとにとっても勝利なのだ。

1回の試合で勝つことは単なる1勝ではなく、仲間の数だけ勝利数がある。

タイトルとまとめがズレた気がする。。
痛みを経験しよう!と言っても、難しいと思うので、痛みを経験して立ち直れないときは、これに打ち勝てば今より成長できる絶好の機会だと思って、強くやさしいひとになってほしいです。私もなります。

また、読んでくれているあなたが、そんなに痛みを感じた経験とか、奪われたことないって感じていても、劣等感を感じないでいいからね。恵まれてたんだな、と分かればそれでいいよ!それを自覚できているだけで、あなたは逆境を乗り越える力を秘めている。

最後まで読んでくれてありがとう!
前にコメント欲しいって他のnoteの記事で書いたけど、なるべくポジティブなものがいいです!noteってなんで個別にnote書いてる方とメールやコメント欄を通さず会話できないのかなあ。まだnoteとの付き合い方迷子です。

スキもフォローもお待ちしてます!(何個もコメント設定してます。何回も押してみてください!)

それでは本当に最後まで読んでくれてありがとう!

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