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アカシックレコードへようこそ!

本記事も2年近く放置していた熟成記事です。

先日、新聞で川村元気氏の寄稿を目にした際、感じたことがありました。

川村元気氏は、東宝の映画プロデューサーとして「モテキ」「悪人」などをヒットさせ、著書に「億男」「4月になれば彼女は」などのヒット作を持つ小説家でもある。
以下引用。

~前略~
同じ時期に人工知能(AI)にも興味を持った。「究極の目標に人間を作ることを掲げる研究者が多かった。方法を聞くと『ひたすら記憶
させる』。人間の本質は体ではなく記憶なんだと感じた」という。

少し話が飛びますが、私には、以前から考えていたことがあり、それが
「インターネットってアカシックレコードそのものだなあ」ということ。

アカシックレコードについて、私は小学校の図書館で、「世界の七不思議」のエドガー・ケイシーの記述を読んで知りました。
以下引用。

wikipediaより
アカシックレコードは、元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。
~中略~
心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した心理学の概念である「集合的無意識」と同一視または類似されることがあり、「神の無限の記録または図書館」という意味でも使われ「世界のスーパーコンピューター」とも喩えられる。しばしば万能の情報源と謳われ、一部の人々は実在すると考えている。

はっきり「世界のスーパーコンピューター」って書いてるんで、説明不要ですが。

俳優・菅田将暉君が、かつて仮面ライダーWで演じたフィリップ役で使用する特殊能力「地球の本棚」が、それです。

インターネット誕生以降、GAFAの台頭、スマホの普及とともに、もはやインターネットの存在しない世界も未来も想像が出来ないと思いませんか。

検索データに基づく消費性向の分析をみれば、閲覧履歴・検索履歴を元に、人物像を割り出したりできるようになるのも近い将来可能になるでしょう。もう可能かも?

スマホを開いて、ブラウザから検索ワードを入力すれば、またひとつ、”私”をかたちづくるパズルのピースが集まったことになる。私がその時、興味を持っていたものがわかる…明日も明後日も、これを延々と繰り返せば、とんでもない情報量になることでしょう。



私は、Amzon Photosを利用しているので、写真や動画などの画像データもサーバー上にあります。

写真の撮り方(傾向)なんてものも将来的には分析が可能になるかもしれませんね。そうすると、立体的な容姿の再現はもとより、目の動きであるとか、興味を持つ対象といったものもAIによって分析~再現できるなんて日もいずれ可能になるでしょう。

加えて、ブログやnoteなどの情報発信を行っている人であれば、その人がどんな風に考え、発想したかの経緯や思考回路のようなものも分析できるかもしれません。

今や私たちの行動はあらゆる場面で記録されています。町中に設置された防犯カメラには、いつも決まった時間に出勤~帰宅する私の姿が記録されていることでしょう。

これらは、世界中の至る所で、インターネットのあるところならどこででも起こっていることです。今後、更に地域を拡大して、どんどんその対象は広がり、そうして、今よりももっと膨大な量の情報が、インターネットの中に記録されていくことでしょう。

人間の本質が記憶にあるとしたら、インターネットは記憶そのものではないか。ちょっと飛躍し過ぎかもしれませんが、今後も対象が拡大していく限り、その可能性はどんどん高まっていると思うのです。

私がnoteを書く理由、それはインターネット上に”私”という存在の記録を残す為です。

今のところ、インターネットほど保存性に優れた記憶媒体はなさそうですし、IOTなどと機器連携すれば、より正確な自分像を構成できると思うのです。

将来、孫や曾孫、玄孫の代くらいに、ご先祖様はどんな人だったのかな?と、ひょっとしたらその頃には、安価で蓄積されたデータをもとに、私の人型ロボットが作成できるようになっているかもしれません。

その時に情報が不足して、実際の私と異なる私にならないように、このnoteに私の思想を残しておきたいと思っています。最終的には自分を作り出せるくらいの記録を残すことが目標です。

なーんて笑

ではこういうのはどうでしょう?

世界5分前仮説なんていうのも、インターネットの記録から世界が再構築されれば、案外不可能じゃないかも。時々起こる説明できないような事件や事故は、コンピュータにつきもののバグだったりして。ラノベのアイデアソースとして、どなたか書いてみませんか?

sigmafp/DR summicron 50mm f2.0/
tele-elmarit90mm f2.8(FAT)

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