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なんでもないことを面白おかしく書けるようなエッセイ力がほしい

僕は全然テレビを観ないのだけど、というか家にテレビを置いてないからそもそも観ることができないんだけど、最近彼氏から『ブラッシュアップライフ』っていう日曜にやってる連ドラが久々に面白いよ、とおすすめされた。
僕は邦画とか邦ドラとか全く観なくて、海外、それも欧米あたりのドラマや映画しか観ないこともあり、邦ドラにあまり関心がない。
しかし彼氏がすごく面白いとプッシュしまくられたので、それならまあ 1話ぐらいでも観て話の種にしようかと思い、TVerで配信されていると知ってとりあえず観てみた。
そしたら、なんと、面白かったのだ。
仲良し女子の 3人組がぐだぐだなんでもないことをずーっと話していて、かなりリアルな日常感が面白くてすっかりハマってしまった。
何でも調べてみたらバカリズムさんが関わっているらしく、バカリズムさんといえば『架空 OL日記』で OLのあるあるな日常をそのまま切り取ったものを垂れ流してるような、いい意味で癖のある感じが好きだった。

それでふと感じたのだけど、女性って何でもない話をぐだぐだ何時間もしゃべるのが好きだよな、ということ。
これは最初に断っておくけれど、これはなにも女性に対する偏見とかではなく、むしろそういう管を巻けるところが好きだったりする。
僕は本を読むのが好きで、たまにエッセイなんかを読んだりするのだけど、女性のエッセイはうまく日常を切り取って、面白く話を膨らませたりユーモアが盛り込まれたりしていて、これだけの話題でよくもまあこんなにも話が広がるものだなと感心するのである。
もちろんそこは小説などを書く物書きだから、という面もあるだろうけれど、僕としては「女性だから」という理由もあるような気がしている。
女性は話好きな人が多いと聞くし、脳の構造的にも人に共感してもらいたいために話す面も関係しているだろう。
逆に男性はぐだぐだ話すのはあまり好きではなく、結論を急いだり、論理的に考えて解決しようとする面が強いようなので、どうでもいいことを永遠と話し続けるのが好きな人は少ないのではないか。
本当にそうなのかは怪しいけれど、少なくとも僕が知っている男性たちは、話が長くなるのは好きそうではなさそうである。
たしかに、出会い系アプリでマッチングした男性 (ゲイ) の中には、メッセージするよりもひとまず会って話しませんか? という人が多かったし、長文をチャットで送ってくる人はあまりいなかったように思う。

そういう僕は男だけど、どちらかといえば女性脳に近いようで、とりとめのない話ができるから男性っぽくないですよね、と元同僚の仲良しの主婦に言われたことがある。
昔『グータンヌーボ』という、恋愛やらなんやらのテーマの話を女性が 3人集まってずーっと喋っている番組があったのだけど、自分もそんなふうにずーっと喋れる友達がほしいなと思っていた。
どこかで話すことが好きだから、ポッドキャストとかラジオとかに関心があるのかもしれない。
そしてできれば誰かとトークしながら面白おかしくやってみたかったりする。
ひとまずは noteとかでエッセイみたいな面白い内容を書けるようになりたい。

そういえば、今の彼氏はマッチした当初から長文のメッセでやり取りしていたので、そういう面でも気が合っていたからうまく付き合えているのかもなあ、なんて思ったりもした。

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