小5に向けて

個別塾を予定より早く、年末で辞めることにしました。お世話になったのに申し訳なく思ったのでしたが、やはり一般的な個別塾ではフォローが難しくなって来ているため、授業時間を家庭学習にまわした方が良いという判断からでした。2対1個別の授業時間、手のかかる学年上のお子さんに時間がかかってしまい、聞ける時間がさほどないことや、子どもの理解もさほど早くなくあまり有効ではないだろうと感じたことが理由でした。家で父がつきっきりでも時間がかかってしまう子どもです。また、それぐらいに難しい問題がたくさん出ていますし、大人でもそう簡単でないことも多いのです。

最後の面談で話していただいたことを子どもには伝えました。頭の良いお子さんだとはおっしゃってくださいましたが、その一方でやはり自分の解法にこだわってしまうことや、思春期に入ってきていることもあり、納得を求め、素直にアドバイスが聞けないこと、わからないものに対する甘さが目立つことを指摘いただきました。それが乗り越えられなければ、65で安定しないということ。確かにそうです。このままでは60が限界だと話すと子どもは反発して涙を流しましたが、納得させるべく言葉を尽くしました。勉強の仕方を変えれば、今の学力で65まで全然いけるのだと説明しました。

子どもは65超えの第一志望を譲りません。学校に求めるものが全て揃っているためです。鉄研もプールも学業も食堂も完璧に揃っています。他の学校もたくさん見てきて、好きな学校はいくつもあるので、合格できたらどこでも喜んで通うと思いますが、第一志望にチャレンジさせてやりたい。でも、最大で5日間しかない中学受験なので、あまりにも厳しい受験に時間を割くことはできないね、と話しました。子どもは納得し、絶対に65を超えて行くため、勉強方法を変えたいと言いました。

今は母の言うことを聞いてくれています。もうすぐそんな時期も卒業だと思いますが、今のうちに大切な学習習慣をつけてやりたいと思います。そして、中学からはきちんと親離れしてほしいと思います。寂しくないわけではないけれど、特に母との関係によって男の子は自立レベルが変わってしまいますし、私は子どもにはきちんと自立して親を気にせずに幸せを探してほしいと心から願っているので、自立に向けた準備を進めたいです。私は母からの自立が非常に困難だったために辛酸を舐めたので、そういう思いはして欲しくないと思います。

今は学習管理のためTO DOリストをエクセルで毎日作り、1日の記録が終わったら、ほぼ日手帳の大きいサイズにわたしが貼り付けています。ある程度決まったパターンで作っているのでさほど大変ではなく、学習管理としてはこれで十分です。これとは別に子供が自分で管理するための手帳を導入しました。サピが新しく学習手帳を出したので、早速買いました。そして、手帳(サピ帳と名付けました)とTO DOリストの使い分けについてルール作りをしました。前月の最終週に振り返りと翌月の計画の時間を作ること。1日の終わりに勉強と勉強以外についての振り返りを記入すること。自立に向けた一つのステップです。

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サピ帳と名付けた手帳は本来その日のやるべきことを書くものらしいのですが、我が家では慣れ親しんだ母のExcelによるTO DOリストがあるため、振り返り日記帳として活用します。また、毎月の目標や月間予定を前月中に相談しながら書き込むことにしました。この「手帳の時間」は子どもと話し合いながら勉強を進める戦略会議の時間と位置付け、美味しいものを飲んだりしながら、楽しくやっていきたいと思います。

昨日は一ヶ月の目標と月間予定を書き込みましたが、大急ぎで記入したので、あまり楽しむことはできませんでした。今日は学習後の感想を書き込みました。個別塾で算数と理科をやったことと学校での出来事が汚い字で書かれていました。この振り返りの内容が充実したら、精神的な成長があると言えそうですが、今のところまだまだです。しかし、記録する習慣をつけておけば成長と共に内容は嫌でも濃くなると思っているので、まずは習慣づけをしっかりしたいと思います。