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    わたしも少しは勉強します&勉強しました。というはなし。

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    小学5年中学受験の記録です。

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居場所を求めて

とある地方の出身で、その地方においてはまあまあの女子大と大学院を修了したわたしは、さらなる学びと自由の場を求めて、移住を決めたのでした。けれども、周囲に知っている人は誰もおらず、進学した大学院は想像していたような場でもありませんでした。方言すら馬鹿にされ、研究でなく人格にダメ出しされ、なんだか居場所がないなと思いました。 居場所はどこにあるのだろう?当てもなく暗闇を歩いているような毎日でした。研究をしていれば展望が開けるわけではなく、むしろ極めるほどに長い長いトンネルが待っ

    • 夢で会えた父

      父の四十九日が過ぎました。法要などは行なわないのですが、 ゴールデンウィークの前半で故郷に帰って納骨します。 写真を見て、父が愛用していたセーターを思い出し、同じ柄で組紐を作りました。納骨の際にこの組紐を結ぼうと思います。出棺の際には、病院でもらった浴衣のままで少し心残りはありましたが、自分で着せ替えてあげることは出来なかったのでそのままにしました。特に服装にこだわりはなかったけれど、このセーターをよく着ていたなと思っていたのでした。 新年度の慌ただしさで、昼食すら取れず

      • 最近のいろいろ

        しばらくnoteを開きませんでした。 心の中を文章にして眺める余裕がなかったからだと思います。 * 仕事が継続できることは、幸せなことなのだと思いました。 同期がいます。採用年同じ、初任校同じ、年齢一つ違い、家庭を持ったのは1ヶ月違い、子どもも同い年。彼女は、この春離職したと聞きました。長く会っていないので、状況は分かりませんが、長く悩んでいることのいくつかを聞いていました。そして、心配していました。 中年と言われる年になった今のわたしにも色々な苦労はあります。亡くなっ

        • わたしには、わたしにできることしか、できないけれど。

          やや昼夜逆転気味です。だから、仕事の時間は少ししんどいことも多いですが、今は仕方ないと思っています。眠りたいと思う時は、仕事の時間でない限り、コンコンと寝ています。家族は特に何も言いません。今のわたしを癒せるものは眠りしかないから。父の死からもうすぐ一月が経過します。 先程まで、子どもの充実しない勉強にイラついていましたが、夜が更けていくとともにどうでも良くなってきました。そもそも子どもの勉強のことは、あくまで子ども自身の問題であると思います。だから、子どもに勉強は促すけれ

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        記事

          一歩一歩。

          少しずつ日常生活を取り戻しています。父が亡くなって3週間が経過しました。 今日の夕食は、近所のカフェに行きました。ごく近所にあるのに、一度も行ったことがなかったのです。とても美味しく、機嫌よく帰ってきました。子どもと夫は競うようにしてポテトフライをガツガツ食べました。前菜もスモークサーモン、鴨ロース、ポテトサラダという子どもの大好きな組み合わせで、これまた取り合うようにして食べました。近所の美味しいお店は幸せな空間。 子どもは今回も何とか最上位のコースをキープしました。た

          一歩一歩。

          夢うつつに思う。

          設定しているアラーム音とは違った音がして、父からショートメールが届く夢を見ました。あ、と思って開こうとしても開けないまま目が覚めました。悔しい、旅立った父からのメッセージを受け取れなかったと思いました。もちろん、わたしのスマートフォンにメールなんて届いていません。 父に向けて、独り言を呟くようになりました。会うことはもう叶わないと思うと無性に会いたくなります。明日は病院に面会の予約を取っていた日でした。もしかしたら、わたしのこともわからなくなっているかもしれないけれど、それ

          夢うつつに思う。

          小さな子どもの大きな本気。

          先週火曜日に故郷に帰り、水曜日に父の葬儀でした。 わたしは金曜日から木曜日にかけて故郷と家を二往復しました。その間、子どもの勉強はTO DOリストを作るだけで、他はほとんど何もできていません。3月初めに組分けテストがあるのですが、もう諦めていました。父の最期の苦しみを想像したり、生前にやってあげれば良かったことが頭をめぐったりで涙が止まらないのでした。父の亡骸を何度も見ることはしなかったけれど、見るたびに嗚咽が止まらなくなり、どうしたらいいのかわからないぐらい悲しくなりました

          小さな子どもの大きな本気。

          一緒に帰ろう。

          亡くなった父の顔は思いのほかきれいでした。 つややかで、眠っているようにしか見えませんでした。母も弟もきれいな父の顔に感心しました。目を開きそうにさえ感じました。 苦しそうだった終末期がいろいろと思い出されます。そして、イヤなところも、好きなところも全部含めて父だったなあと思います。もう食べられない、もう話せない、一つ一つ諦めていかなくてはいけない中、きっとこの世の思い出をゆっくりとさまよって、全部見つめた後に穏やかに去って行ったのではないかと思います。 わたしは父のおか

          一緒に帰ろう。

          これから、会いに行きます。

          2週間に一度は、と思っていた父の面会を3週間できず、 ようやく3月初めに予約を入れたのでしたが、 それを待たずに今日、父は旅立ってしまいました。 70歳。 年齢的にはまだまだ元気でいられる年。わたしは父が24歳の時 の子どもですので、父は比較的若いという気持ちがどうしても ありました。ここ20年ほどは病気が悪くなる一方でしたし、 体調の心配はずっとずっと尽きませんでした。でも、今日とうとう 亡くなってしまいました。ホコリのかぶっていたスーツケースに 喪服を押し込み、子どもの

          これから、会いに行きます。

          5年生のはじまり

          小2春から始まった塾通いも、いよいよ5年生まで来ました。 本当にここまであっという間。 明日から(日付が変わったから、今日から)5年生の授業が始まります。今回はα1からのスタートで、子どもは喜んでいます。 コベツバのWeb授業は、オリジナル教材なのですが4年生には難しくあまり使えていませんでした。子どもは専ら塾の補助的な教材であるStandbyの添削問題ばかり取り組んできました。これはこれでとても役に立って来ましたし、算数がこの1年間で安定したのもコベツバさんのおかげと思

          5年生のはじまり

          新幹線で2時間の距離

          スキー場に来ました。 子どもがずっと来たいと言っていて、まさに2年ぶりのスキーをするためです。けれど、わたしはひどく風邪を引き、スキーは自粛。子どもと夫のみ滑りに行き、わたしはレストランでのんびりお茶を飲んでいます。 父の転院で帰省して一日置いてすぐの遠出なので、無理はしないことにしました。発症したのは昨日で、父の転院時は風邪を引いていることに気づかなかったので、うつしていないか心配です。でもお互いにマスクはしていたし、なるべく近寄らないようにもしていたので、大丈夫なはずと

          新幹線で2時間の距離

          雑感

          これから父の転院に付き添うために帰省します。非常に良くない状況ですが、急性期からは脱したために療養のための病院に移ります。そして面会のできない状況なので、こうした機会に帰るぐらいしかわたしにはできることがないのです。 父は昨年秋の大手術が元で脳梗塞をひき起こした後、生活レベルが著しく下がってしまったのでした。もともと足指を切断したり、人工透析だったりと生活レベルは次第に下がっていたのでしたが、それでも生きる希望を見失わない父でした。少しの通院の機会にも食事を楽しみ、パンと飴

          小4の学習まとめ

          先日の組分けテストは65には届かなかったのでしたが、クラスはα1をギリギリでキープできました。中規模校ではありますが、一番上のクラスになります。反省点はたくさんあり、これで満足してはいけないのですが、本人はクラスキープできたので、メチャクチャ喜んでいます。それとともに、4年生の1年間は何とかアルファから転落せずにやってきました。子どもにとって、アルファにいることは最重要事項だったので、1年間、意志貫徹をしたことは良いです。 行きたい学校がすでに見えている子どもです。文化祭で

          小4の学習まとめ

          心がまとまらない。

          故郷に帰り、状態の良くない父に会った後今もまだ心がまとまらない日々が続いています。 先日のほうが、父の死をも覚悟して行ったので消耗したのでしたが、年末年始の休みと重なったので、しばらく何にもしない日を過ごすことで心の回復を待つことができました。けれど、今回は戻った次の日から仕事。騒々しくエネルギーの溢れかえった日常とのギャップの中で、何とか周囲に合わせているうちにだんだんしんどくなって来ました。気がまぎれるというよりは、気持ちを無視しているような変な状況になって来ました。仕

          心がまとまらない。

          故郷へ+興味の種蒔き

          再び故郷に向かいます。父の担当医から説明をいただくとのことで、1月中に帰る予定がありました。先日、急な手術の付き添いのために帰って2週間あまり。どうやら父はこの間も人生を闘ったようでした。 死亡率100%とは、あるお医者さんの言葉ですが、そう。誰もが死ぬんです。若くても年を取っていても死ぬ時は死にます。父はたった5年前まで現役で働いて、定年後5年ちゃんと勤め上げたほどでした。まだ70歳。仕事の引退とともに健康寿命も尽きてしまったように思います。それでも、ここまで長く病と闘っ

          故郷へ+興味の種蒔き

          日常は流れる。

          父の容態には心が痛みますが、並行して日常生活は進んでいきます。先日は子どもの組み分けテストがありました。親子ともに冬休みのほぼ全ての時間をこれに注ぎ込んだといっても過言ではありません。 今回は、65を超えた前回ほどの成績はキープできませんでしたが、事前に入力されている自己採点シートによると、64ぐらいではないかと思われます。今は16あるクラスの一番上にいられていますが、次は1つ落として、5年のスタートになりそうです。原因は国社の失敗です。国語の時間配分で失敗したこと、社会の

          日常は流れる。