無職日記97 解散

友達のバンドの解散ライブを見てきた。

一緒に対バンしたり、メンバーさんと組んで某声優さんのバックバンドをやったコトもある。バンマスの人とはもはや単なる飲み友達で、たまに飲みに行っては下ネタばかりの話を始める(最近猥談バーによく行くらしい)。

ボーカルのメンバーチェンジ、インストバンドへの変貌、活動休止なども含めて10年以上やってきたそんなバンドが、今回のライブで全て終了となる。というワケで有終の美を見届けるべくライブハウスへ。

平日の夜にも関わらずフロアはほぼ満員。友達や知った顔もチラホラ。解散ライブになると人がめちゃくちゃ集まる「解散ライブあるある」かもしれない。これで最後の物販コーナーには列が出来ており、メンバーも対応におおわらわの様子。ライブ前なのに大変だ。そんな状態なのでメンバーさんには軽い挨拶だけにして、ライブまでの間、友達と談笑していた。

定刻通りにライブが始まると初代ボーカル→インスト→二代目ボーカルの順にライブが展開された。楽器隊がずっと同じなので転換なしでスムースに進む。反面、休憩がほぼないから大変そうだった。もっと湿っぽくなるかと思ったけど、そこはバンマスさんのキャラもあってか、終始笑いに包まれるライブだった。ボーカルさん(初代、二代目)のMCが一番グッときた。

どんなに言葉を尽くしても、当事者達の思いは当事者達にしかわからない。ステージの向こう側の気持ちは、演者さん達だけのものだ。尊い時間を、ステージのこちら側から共有できたのは幸せだった。

思えば、解散ライブというものに来たのはほぼ初めてかもしれない。僕はB'zが好きなのだけど、解散する気配が無い。身近なバンドにも解散ライブをしたバンドは1つくらいしか知らない。だからこういう「終焉を必ず含んだライブ」というモノのノスタルジックさにはまだ慣れない。慣れたくもないんだけど。

そういえば僕も解散ライブというものをやったコトがない。メインでやっていたバンドは空中分解してしまったから。そしてそのメンバーを中心に組んだ別のバンドは2回の企画ライブで終了となった。そしてできればこのまま解散ライブをやらないまま過ごしていきたい。

限りなく少ないんだけど、またいつか一緒にやれる可能性があるって、少しだけ希望が持てません?

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僕もあなたがスキ!
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あおいのあ

無職日記

無職の日記という名の散文です。暇なので考え事が多くなったため、自分の気持ちの整理のために綴っています。
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