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「離島巡り、人があったか」【561〜572日目1月3〜1月14日】 50代にして日本全1741市町村に歩いていく挑戦の道へ [鹿児島離島編]

【目次】
・いきなり想定外?
・リアル宝島
・自然のパワー満喫
・与論ナイト

【ルート】
今回は成田から奄美へ空路移動
そこから島めぐり

島で行くと
奄美大島~喜界島~宝島~徳之島~沖永良部島~与論島~沖縄本島


フェリーマニアではありません


市町村でみると
奄美市~龍郷町~喜界町~十島村~徳之島町~伊仙町~天城町
~和泊町~知名町~与論町
11日間で10市町村
いつもよりめっちゃ少ないですね

【いきなりの想定外?】
いつも下調べもなく旅をしています
ただ、今回は奄美・沖縄と船中心の旅

週1~2便しかない航路や欠航もあるので
運航スケジュールはめっちゃ大事

とはいえ、あんまり調べても天気次第で
日程は変わるので気楽に下調べ
それによると1か月ちょっとで沖縄まで回れる見込み

そんな感じでざっと船のスケジュールだけ調べて出発

が、正月明け奄美空港についてスタートしてビックリ( ゚Д゚)

空港から30キロ越え

空港から港までが遠い
約30キロ
なんとなくたかをくくってました

やはり奄美「大島」っていうくらいなので島が大きい

幸いにも翌日乗る船は夜出発なので
それは問題なかったんですが

何が問題か?

食糧がない

荷物を軽くするために年末に食糧を使い切り
新たに現地で調達するつもりが空港周りには商店もなく
市街地まで結構遠い
しかも港となるとさらに遠い

というのにスタートしてから気づく(笑)

しかたないのでまずはしばらく進み

島のコンビニ

島のコンビニでカップ麺で腹ごしらえ

旅再開一発め

その後、ガスボンベや食料を調達し、
いつもの体制に近づきます
島値段なのでちょっとお高め?

ちなみに、ボンベは飛行機への持ち込みができないもの
持ち込みでも預けてもNG
なので飛行機に乗るたびに
没収→購入を繰り返すことになります( ;∀;)

そんでカップ麺だけの昼食でちょっとおなかがすいて、
市街地までも遠いな~なんてへこみぎみ

若者に元気いただきました!

そんなときの「応援」ほんとありがたい

この日は成人式を迎えるという若者から
カンパをいただきました
しかも若い女の子から「すご~い」なんて
いわれるとほんとに回復します(笑)
単純な生き物です

まあ、そんなこんなで途中一泊して
無事港に到着
これからの船旅どうなることか?

【宝島にワクワク】
奄美の名瀬からしばらくは離島めぐり

最初の喜界島は夜10時ごろ着いて
翌朝5時には戻るというタッチアンドゴー

夜の喜界島上陸


寝泊りグッズ(テント・マット・寝袋)だけ持って乗船
足跡だけ残して帰った感じですね


朝には奄美大島名瀬港へ

次の十島村「宝島」はフェリーの関係で
夜に到着し、2泊して奄美に戻る予定
というかその選択しかできない(笑)

トカラ列島へ


ついた日は真っ暗な中、未舗装路も含め進みます
事前に調べておいたところで野宿できてホッ

ホントに宝島なんです

翌日は丸一日観光します
珍しいですね(笑)

この島は宝島の名に恥じず
キャプテンキッドが宝を隠した
とか
宝島の作者スティーブンスンが
この島での出来事にヒントを得て宝島を書いた
とか
そんな逸話のある島

宝島全体図


ほんとかどうかはさておきワクワクしますよね

トカラ馬牧場、灯台、鍾乳洞、山頂
あたりが見どころ

あと、自分が野宿した浜も実は観光スポット(笑)

・トカラ馬牧場

トカラ馬じゃないけどカワイイ


歩き始めてすぐ牧場に到着
残念ながらトカラ馬は数年前に亡くなったらしい
今の牧場主さんの前の方の時亡くなってお墓があるだけ
奄美大島にはいるらしい

宝島に移住のお姉さん

夢を実現するために移住したとのこと
そのトライにめっちゃ勇気をいただきました

・荒木崎灯台
荒木崎灯台の景色がいいらしいとのことで向かいます

牛と灯台

そこに行くまでにやたらと柵がある
というか牧場の中を抜けていく感じ

旅のお供が牛?



人が入らないように、ではなく
牛が逃げないように、の柵らしいです

なのでどんどん入っていきます
牛もいるけど牛糞も多い(笑)

でも端っこ感がいいですね

天気よければサイコーでしょうね

この日は雨交じりの曇りで天気は最悪ですが
それでも開放感はありましたね

・イマキラ岳
宝島の最高峰?イマキラ岳展望台を目指します

トカラ馬展望台

雨交じりの曇天で景色が期待できないものの
時間もあるので山頂を目指します
カートがあれば嫌になる上りも
空身なので楽々

でも雨は嫌ですね
雨の日も歩きますが基本的には嫌ですね

で案の定眺めは×
まあ想定の範囲内
トカラ馬をかたどった展望台が見どころ?

天気が良かったらめっちゃ気持ちいいでしょうね

・鍾乳洞(観音堂)
本日のメイン
キャプテンキッドが宝を隠したといわれるところ
入り口に観音様が祭られてます

トカラ観音

観光地化されておらず照明もなし
ルート表示もなし

ルートなしの鍾乳洞

「川口浩探検隊」気分が味わえます

あかりがありがたい

「モノ」としての宝ものはなかったですが
宝物ともいえる「体験」ができました

昼間でも真っ暗

・温泉
ここ宝島には温泉があります
温泉がない島も多いので
メッチャ貴重!

宝島温泉



が、開いてるのがわずか週2回

みえるかな?


しかも1日3時間ちょっとの営業時間

おみせの営業時間も短いけど

ある意味幻の「温泉」

今回はタイミングが合わず入れず

十島村には7つの有人島があるんですが
その中でフェリー乗り場のスタッフさん
お勧めの宝島に来たんですが
島によってはちょっと天気が荒れると
「飛ばされる」(抜港)こともあるとか…

温泉に目がくらんで小さい島に行ったら抜港されたかも?
と思うようにしました

【自然のパワー満喫】
今回もいつものごとく特に観光はせずひたすら歩きます
船に乗っては歩く、そんな感じ

奄美ならでは?黒うさぎ注意


とはいえ、気になったところやよさそうなところは
気ままにたちよる、そんな旅のスタイル

で特によかったな~と思うのは
マングローブの原生林と300年ガジュマル

・マングローブの原生林
奄美大島の住用地区を歩いていると
マングローブの森をカヌーで行けるとの看板

マングローブの原生林

ちょっと気になってカヌー乗ろうかな?と思っていると今度はマングローブの原生林の看板が

マングローブ

カヌーツアーの時間が合わなかったこともあり、
原生林にとりあえず進みます

ガイドさんがいれば生き物の説明とかありますが
そんなものは一切なし

上から見るとこんな

でも、遊歩道の端っこでマングローブの森の
息吹を感じながら、瞑想してたら
自然に溶け込むような感じがして…

人間も自然の一部、というごく当たり前のことに
気づかされました

普段生活してるなか、ついつい人間中心の
意識になってたということに改めて反省
生き物としてもっと謙虚に生きよう、
そんな気持ちになりました

・300年ガジュマル
こちらは徳之島の伊仙町
300年ガジュマルが個人のご自宅の庭に

300年ガジュマル



ちょうどほかの観光客の方が
「家の人に断ればもっと近くで見られるよ」
との貴重な情報をくれました
さらに、家主の方の許可もとってもらいガジュマルのそばへ

ガジュマルの木陰

石垣を貫きながらたくましく
根を伸ばすガジュマルの姿に涙が出てきました

うまくとれない大きさ

ラピュタを思い出しちゃいました
スゴイ文明を誇ったけど滅びてしまう
そんな姿が今の世界とオーバーラップしてたのかな?
自然の中の一つとしての人類

SDGsとかいうレベルでなく根本的に前提を変えないと
人類滅んじゃうよね~と勝手に数千~数万年単位のことを考えました
猿の惑星ではないけど生き物の一つとしては
好き勝手やりすぎ?そんな感じで自分自身もなんとなく反省

【与論ナイト】
与論島ではセミナー仲間に連絡
50歳過ぎて昨年から現地で先生を始めたチャレンジャー
めっちゃ元気もらえますね

タネちゃん、ありがとう

さらにはその友達の紹介で知り合った
民宿のオーナー

これまためっちゃ魅力的
人を引き付けるパワーが満ち溢れてる

ついた日の夜は民宿で食事を用意していただきました

地元素材満載のごちそう


食後はウィズコロナ版の「与論献奉」も教えてもらいました

黒糖焼酎島有泉ほんとうまかった~

翌朝はタネちゃんが
キャンプ場まで来てくれ瞑想

さらに前の日にあった
犬とともに各地を旅してる
ゆうすけさんも合流

朝から元気
ホワイトロード

明るくなってからは島を一周
20キロほどを散歩

タイムㇳンネル
思わず海に入っちゃった


島の神社も

夜はセミナー仲間と前の日にあった
海の近くのキャンプ場で食事

さすが奄美、夜でも寒くない
冬の大三角のもと、
ゆうすけさん差し入れの
お酒をいただきながらの食事会

ゆうやけもサイコー

やっぱりいいですね~

冬の大三角

普段ぼっちめしなので誰かと食べるだけで幸せ
さらには気の置けない仲間ならなおさら
ほんとにありがたいことです\(^o^)/



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