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貧しいからこそ得られるもの

「イサック」9巻より

 仏教の説話に「貧者の一灯」というものがあります。 

「長者の万灯より貧者の一灯」

 とも言ったりしますよね。

 お金や時間にゆとりがあれば、安心して自分の心は一時的な安らぎを得られますが、それを失う不安と恐怖が付きまとってしまうこともしばしば。

 心と体で人に尽くすことは「誠意」であり、この世で最も尊い行いであると思います。持たざればこそ、特段の努力を必要としなくてもそのようなふるまいや行為が自然と出来てしまう。
 貧しさを嘆く必要はないということですね。何かを得るものは、何かを失っているということなのでしょう。逆もまた然り、何かを得ていないものは、何も失っていない。

 優劣の話ではなく、幸せの話。誰にでも、どんな状況でも幸せは訪れるということ


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