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水腎症と診断されて④(9w-14w)

娘は胎児の時に水腎症(グレード4)と診断され、出産場所を大学病院に変更。産後は約1ヶ月NICUで経過観察したものの、無事退院。その後日常生活には支障なく成長中。身長は成長曲線の真ん中なのに、体重はやや上の方をたどっています。

3回目の受診は生後約3ヶ月のクリスマスイブ。世の中はキラキラムードのなか1ヶ月ぶりの受診です。担当医が可愛いサンタクロースのネクタイをしていて、少し沈みかけていた私の心を癒してくれました。

娘の症状は大きな変化なし、とのこと。半分ホッとして、半分がっかり。密かに劇的に良くなってるんじゃないかって期待してしまっていたからです。というのも、1ヶ月から2ヶ月にかけて、腎臓の残存機能がやや復活するしていたので、あわよくば今回はもっと良くなっているのでは…と思っていたのです。(人間は欲張りですね。。)

人間の尿は、腎盂で作られ、尿管を通って膀胱にたまり、そこから尿道を通って体外に排出されるのですが、多くの水腎症は尿道の一部が細くなってしまいます(塞がれている場合もある)。尿がうまく流れないために、腎盂に尿が溜まってパンパンになってしまいます。腎盂が膨張すると、身体が尿を作らなくてもいいと認識してしまうため、尿が作られなくなり、それが続くと尿を作ることができなくなってしまうようです。※素人理解

娘の場合、腎盂からすぐの尿道部分に狭窄があり(かなり細くなっており)、腎盂が腫れ上がっているという状態でした。グレードが上がるにつれて、腫れが大きくなるのですが、出産直後は、腎臓がお腹の1/4を占めるくらい大きくなっていると言われていました。そのため、他の内臓を圧迫し、呼吸もしにくくなっているようでした。

そんな状態でしたが、痛みはあまりないようで、言われなければ“少しお腹が大きいかなぁ”くらいの見た目です。数ヶ月の経過観察で身体も成長し、尿道も少し太くなり、体力もついてきたので、3月に手術という選択になりました。

4月に復職を予定している私は、手術のこと、入院中の自分のメンタルのこと、術後の娘の身体の回復、保育園の受け入れ、術後間もない娘を保育園に預けるという選択をすること、復職後の生活などなど、心配はつきません。

世の中のママさん達が乗り越えてきた壁。私もひとつひとつクリアしていこうと思います。


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