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習慣は変えられる!チャレンジすることで得られるメリット

はじめに

なんとなく習慣になっていること。
思い切って見直してみると、良い結果につながることってあったりしませんか?

今回は、習慣になっていることも、見直してみることで、意外と良い結果につながることもある……ということについて、新潟市中央区でマンツーマン個別指導塾とフリースクールを運営中ののびのびさんこと筆者が、日々の口腔衛生を例に、語らせて頂きます。

常識と思って習慣化していたこと。実は…

毎日の習慣というと、わたしの頭に浮かぶことの一つに、歯磨きがあります。

筆者は、子どものころ歯磨きがあまり好きではなくて、言われてからしているような子でした。
汚い話ですが、歯磨きを忘れてプラークが歯についたままのことも時々ありました。

成長とともに、歯のぬるぬるや食べかすのはさまりが嫌になって、歯磨き習慣も徐々に身についていき、寝ぼけ眼のままでも歯磨きができるようになりました。

それから数十年、個別指導塾を新潟市で開校しようと準備をしていたころから、
「これからは、ちょっと体調が悪いくらいで休んでいられないぞ!」
と自分の体調管理に、それまで以上に気をつけるようになったのです。

もともとの医者嫌いもあって、できるメンテナンスは自分でしようと調べていうちに目にとまったのが、口の中の細菌に関する記事。

食べ物の入り口は、出口よりたくさんの細菌がいることを知って、驚きました!

さらに、歯周病菌は全身疾患との関連も報告されていて、心疾患、脳血管系の疾患、糖尿病などとの関連性が指摘されていることも知って二度びっくり!

それでも、日頃から食後の歯磨きが習慣になっているし、自分は大丈夫だろう…とたかをくくっていました。

そんなある日、別の記事で、虫歯や歯周病の患者さんがこの30年間で他の国と比べて格段に少なくなった国スウェーデンの話を目にしたんです。

その記事の出所はわからなくなってしまいましたが、なんでもスウェーデンでは食前に歯磨きをしているとのこと。

口の中に細菌が増えた状態で食事をすると、食べ物と一緒に細菌も体内にとりこんでしまい、その細菌たちが体に悪さをする。
だから、口の中の細菌をできるだけ減らしてから食事をすれば、悪さを働く細菌を体内に取り込むリスクを減らすことができる。

「なるほど、一理あるな~」
日本では“食べたら磨く”は常識でも、他の国にいけば、その常識が通用しないこともある……

習慣化していたことを変えてみる

加齢の影響もあるでしょうし、歯磨きの仕方や歯磨き粉・歯ブラシなどの道具の問題もあるのでしょうが、確かに、食後に歯磨きをしても、スッキリ感が持続しないでわりとすぐヌルヌルしてくるな~と気になってはいたんです。

予防先進国スウェーデンで実践されていて良い結果が得られている方法なら、やってみて損はない。
自分に合わなければ、元に戻せばいいわけだし。

ということで、それまで食後と寝る前の習慣だった歯磨きを、寝起き、食前に歯磨きをするスタイルに変えてみることに。

習慣を変えて得られたメリットは?

最初は違和感がありました。
年とともに歯の隙間が広がってしまい、食後にフロスで隙間にはさまった食べかすを取り除く必要もありますし、なんだか二度手間のように感じられて。
まあ、すぐには変わらないだろうとしばらく辛抱して続けていると、だんだんと変化が感じられるように。

歯のすっきり感が持続して、ヌルヌル感を感じなくなってきたんです。

別の記事でも、スウェーデンでは、歯磨きだけでなくフロスなども組み合わせているから予防効果が高いんだと紹介されていて、我流ではありますが、スウェーデン式のお手入れ方法をなんとか取り入れることができているように感じました。

ここ6年、おかげさまで口腔内のトラブルは1度もありませんでした。
が、先日、奥歯の詰め物が、
「ポロッ!」
ととれて、あわてて6年前に見て頂いた歯医者さんに急行するはめに。
「あ~あ、しばらく見て頂いていなかったから、いろいろ注意されちゃうだろうな~(汗)」
と憂鬱な気持ちで診察台に。
医者嫌い、中でも歯医者さんは子どものころから大の苦手(泣)

「しばらく見てなかったんで、全部チェックしますね。」

「うわっ、きた~(心の叫び、涙)」

「特に悪い所もないし、すり減ってとれたんですね。
歯も悪くなっていないし、そのままもとに戻しておきますね。」

「あれ?」

あっという間に元通りで、しかも、費用負担も驚くほど少なく済んで、拍子抜け。
申し訳ないので、歯を白くしてくれるという歯磨き粉を購入させて頂きました。

この歯磨き粉がまた自分にピッタリあったのか、コーヒーのステインが、1週間ほどで気にならなくなって、予想に反して良い事づくめの通院1回完了となりました。

以前の歯磨きでは、わりと頻繁に歯医者さんにお世話になっていたんですが、先生の治療と、歯磨き習慣を変えたことが、口の中の健康状態のアップに繋がったのでは?と考えています。

習慣は変えることで得られるメリット まとめ

習慣を変えることに、抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。
ただ、良く考えないで、
「前からこうだから…」
となんとなく習慣化してしまっていることの中には、もしかしたらほとんどメリットのないことも含まれているかもしれません。

時代とともに、それまで常識だったことも実は何の根拠もなかった!と気づかされたりもします。

歯磨きにまつわるこんな体験から、
良いと感じることを見たり聞いたり体験した時、
「ダメ元でやってみよう!」
とチャレンジするか、
「うまくいかないかもしれない……」
と最初から諦めてしまうか、
で結果は大きく変わるような気がしています。

若い皆さんには、常識を「ちょっとまてよ……」と疑って、チャレンジしてみることで、自分の未来を切り開いていく力を身につけていってほしいと、心から願っています。

口の中のトラブルにお悩みの皆さん、お子さんの将来のため今から習慣化させたいと考えているお母様やお父様、
予防先進国のスウェーデンの取り組みも、是非一度参考にされてみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

関連記事:予防先進国スウェーデンに学ぶ正しい歯磨きの仕方

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