とりあえず。昨日から何度も頭の中に響く言葉。
とりあえずやってみよう。とりあえずほっとこう。とりあえずみてみよう。とりあえずなかったことに。とりあえず、とりあえず、とりあえず…

あえてpickして書き連ねてみるとゲシュタルト崩壊しそうになるので、とりあえず、とりあえずってどういう意味かを調べてみることにした。

とりあえずは、とりあえずだった。余談だけど、「取るものも取り敢えず」という慣用句を久しぶりにちゃんと思い出した。

とりあえず、話を戻す。そんなにズレてないけど、ズレてはいる。

とりあえずという言葉と感覚を使って、色んなことのハードルを下げることができる。良くも悪くも。良い場合は、なかなか手をつけることができないこととか分不相応だと思うようなことにでも、「とりあえずやってみる」「とりあえず触れてみる」など、とりあえずという言葉を使って《完璧にできなくてもいいということをはじめから許しておく》ことで、許可をおろしやすくなるし、繰り返しになるがハードルが下がる。この、ハードルを下げるというのが割と大事だったりするなぁと思う。

悪い方は、良いところがそのまま裏目に出る、という表現でいいだろうか。わたしの場合は特に、「とりあえずしてはみました」「とりあえず触れてはみました」など、ちょっとはやってみたということで《何もしてないよりはまし》という感覚になりやすい。してないわけじゃないという言い訳に使ってしまうということですね。あとは、とりあえずで終わらせておくということをし始めると、とことんそれをしてしまう（1度許しているから）。とりあえずの山がわたしの中にも外にもたくさん…ある。

とりあえず軽く書こうと思ったのに、なんだか重くなってきてしまった。とりあえずは軽いのがポイントなのに、重くなるのは自分の中にとりあえずに対する悶々としたものがあるということだなーと軽く受け取ってみる。なんだか、とりあえず責めてるみたい。うん、この感じは自分を責めている。とりあえずじゃダメだ！そんなの完璧じゃない！！と叫んでる自分がいる気がする。

とりあえずは、とりあえず完璧ではないだろう。でも、とりあえずではじめてみたら、完璧に近付くことはできる。そもそも、完璧なんてものは完璧には存在しないのだから、とりあえず全体的にもっとゆるっとしたらいい。だってわたしはとりあえず真面目すぎるし、とりあえず正義感が強すぎるから。

楽に行こーぜ。とりあえずは魔法。だって、とりあえずで後回しにしてしまう自分のことを救えるのもまた、とりあえずだったりするんだから。とりあえず、しんどい思考は気付いたら手放してこーぜ。とりあえず、楽になれる言葉選んでこーぜ。全部のことに整合性なんてなくいいんだぜ。頭の中で辻褄が合わなくても、実は辻褄が合ってることなんていっぱいあるんだから。とりあえず、とりあえずで苦しくなるのはそろそろやめよーぜ。だって重いのって楽しくないじゃん。とりあえずで流してったとしても、自分のことまで流したりしないでしょ？だから大丈夫だよ。とりあえず大丈夫。とりあえずで、大丈夫。だからとりあえず、目の前に魚があったら手は伸ばしとこーぜ。

ということで、まとまらないままとりあえず終わります。ちゃんちゃん。

2024/03/03 （67/366）