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オリックスバファローズの投手戦力紹介!早めの開幕一軍予想も

 キャンプも開始から1週間が経過し、どの選手も開幕に向けてエンジンをかけ始めました。
 今回は、オリックス投手の2024年の戦力紹介をしていきます。最後では開幕一軍メンバー予想もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※以下一部敬称略

昨季の主なオリックス投手陣

先発

 選手名   登板数  勝敗  防御率
 山本由伸  23試合 16勝6敗 1.21
 山﨑福也  23試合 11勝5敗 3.25
 宮城大弥  22試合 10勝4敗 2.27
 山下舜平太 16試合     9勝3敗 1.61
 東晃平   10試合     6勝0敗 2.06
 田嶋大樹  13試合     6勝4敗 3.09

 昨季のオリックスも、剛腕先発投手が次々と芽生えてきました。
 特に、昨季のデビューから脅威の七連勝を飾った東晃平選手や、新人王を獲得した山下舜平太選手がそれにあたります。加えて、1勝のみでルーキーイヤーを終えたものの、10試合に登板した曽谷龍平選手など今季が楽しみな選手がたくさんいるのもオリックスのいいところですね。

中継ぎ

 選手名   登板数   勝 敗  ホールド セーブ防御率
 平野佳寿  42試合  3  2      5    29  1.13
 山﨑颯一郎 53試合  1  1    27      9  2.08
 阿部翔太  49試合  3  5    21      1  2.70
 宇田川優希 46試合  4  0    20      2  1.77
 小木田敦也 38試合  4  0      7      0  2.19
 山田修義  32試合  0  0      6      0  1.15
 比嘉幹貴  31試合  2  0      6      0  2.25

 いつみても暴力的な布陣を敷いていますね(笑)。上記7名の平均最高球速はおよそ154キロと圧巻の数字。もちろん野球は球速が全てというわけではありませんが、これだけの数字を持っていれば打者に対して有利にアプローチできますよね。
 さらに、平野佳寿選手で言えばフォーク、宇田川優希選手で言えばカーブなど、全員がストレートと自信のある変化球を持っているというのも素晴らしいですね。

入れ替え・離脱中選手

 では、ここでオリックスの昨季からのメンバーの入れ替えなどを見ていきましょう。

入退団一覧

 OUT          IN
 西濱勇星         アンドレス・マチャド
 中川颯          吉田輝星
 竹安大知         河内康介
 小野泰己         東松快征
 吉田凌          高島泰都
 辻垣高良         古田島成龍
 近藤大亮         権田琉成
 黒木優太         寿賀弘都(育成)
 山﨑福也         大江海透(育成)
 ジャレル・コットン    宮國凌空(育成)
 ジェイコブ・ニックス   芦田丈飛(育成)
 ジェイコブ・ワゲスパック 井口和朋(育成)
 漆原大晟         鈴木博志
 山本由伸         アンダーソン・エスピノーザ
 日髙暖己         ルイス・カスティーヨ

故障中選手

 ルイス・カスティーヨ:右前腕の張り
※オリックス獲得後続報無し
 椋木蓮:右肘トミージョン手術
※昨季フェニックスリーグで実戦復帰
 富山凌雅:左肘トミージョン手術
※昨季9月の二軍戦で実戦復帰

 こうしてみると、オリックスはなかなかすごい入れ替えをしていますね。山本由伸選手、山﨑福也選手という左右の2枚看板が退団した上に、トレードで近藤大亮選手や黒木優太選手などの実力者もリリースしました。
 しかし、迎え入れた選手たちも錚々たる面々。日本ハムからトレードで吉田輝星選手を獲得すると、現役ドラフトで鈴木博志選手が入団。前ロッテのルイス・カスティーヨ選手含む4人の新外国人投手が新たに戦力に加わるなど、新陳代謝の激しいオフとなりました。
 また、故障で長期離脱中だった選手も復帰まであと少しの段階。トミージョン手術を受け育成契約となっていた椋木蓮選手、富山凌雅選手はどちらも実戦復帰済み。キャンプでは少しずつブルペン投球を再開することを目標にするなど、今季中には2桁の背番号を取り戻すでしょう。

今季の開幕一軍予想

 以上を踏まえて、今季の開幕一軍を今から予想してみようと思います。

先発

 エース級の実力を誇る選手が2人抜けたオリックスですが、裏を返せばそれは他の選手にとって他ならないチャンスになるということです。自動的に宮城大弥選手が先発1番手となりそこから上にずれていくわけですが、残りの2枠はもちろん熾烈な争いになるでしょう。そこはこれからの練習試合やオープン戦など、実戦を踏まえて決まっていくわけですが、生き残るのは誰なのでしょうか。

 ①宮城大弥 ②山下舜平太 ③東晃平
 ④田嶋大樹 ⑤ルイス・カスティーヨ
 ⑥曽谷龍平

 筆者は、残り2枠を勝ち取るのはカスティーヨ選手、曽谷選手と予想しました。
 カスティーヨ選手に関しては昨季からNPBでのプレー経験があるわけですし、ましてや同じリーグのロッテに所属していたので周りの選手よりはアドバンテージがありますよね。先発に転向した後半戦は防御率も1点台とかなり安定しており、山﨑福也選手の穴埋めとして期待されますね。
 曽谷選手もルーキーイヤーの昨季から多くのチャンスを与えられ、若干勝ち星に悩んでいたもののプロ初勝利を挙げました。多くの野球ファンの方が思っていることとは思いますが、曽谷選手は絶対に伸びる選手なので今年を機に飛躍してほしいですね。

中継ぎ

 ❶平野佳寿 ②山﨑颯一郎 ③宇田川優希
 ④阿部翔太 ⑤アンドレス・マチャド
 ⑥山岡泰輔 ⑦山田修義
※黒文字はクローザー

 昨季よりもさらに球速帯の高いリリーフ陣となりました。昨季途中からリリーフに転向した山岡泰輔選手がそのままリリーフでいくのなら確実に一軍には入ってきますよね。加えて、今季から新加入のアンドレス・マチャド選手もおそらく一軍ブルペン入り。左投手の居場所がほとんど奪われてしまいました(笑)。
 流石に全員右もどうかな、と思い山田修選手を入れてみましたが、これなら今年もNPB屈指のリリーフ陣になりそうですね。

まとめ

 強固な投手陣を擁してパリーグ三連覇を成し遂げたオリックス、山本由伸選手など大きな柱を失った今季でありますが、それでもなお強さは健在です。先発が6回まで投げればあとは確実に制圧してくれるリリーフ陣がいますし、オリックスの「投」は今年も盤石そうですね。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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