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ヤクルト・山本大貴がプロ初勝利!ディグプロ6月20日

 昨季途中からヤクルトに加入していた中継ぎ左腕が、嬉しいプロ初勝利を挙げました。
 今回は、6月20日に行われた1試合を振り返っていきます。
※以下一部敬称略、試合順は開始時刻順、同時刻の場合はスポナビ野球速報の表示順に。

ヤクルト対楽天戦

明治神宮野球場

18:00プレイボール

スコア ヤクルト13-0楽天

スタメン
ヤクルト      楽天
1 中 山崎晃   1 中 辰己
2 左 青木    2 三 小深田大翔
3 二 山田哲   3 右 小郷
4 三 村上宗   4 二 浅村
5 一 J.オスナ 5 左 岡島
6 右 サンタナ  6 一 鈴木大地
7 捕 内山    7 遊 山﨑剛
8 遊 長岡    8 捕 太田光
9 投 金久保   9 投 藤平

 ヤクルトは金久保が今季初先発、楽天は中10日で藤平が先発します。

 この試合では、ヤクルトの投打が面白いほどに噛み合いました。
 ヤクルトは初回、J.オスナのスリーランと内山のツーランでいきなり5点を先制すると、その後もピッチャー・金久保にタイムリーが飛び出すなど、3回までに9得点。楽天投手陣を打ち砕きます。

 さらにヤクルト先発・金久保は5与四死球と大きく制球を乱しながらも、逆にアバウトな投球が功を奏し4回までノーヒットノーランピッチング。オープナーとして最高の結果を残し降板します。
 大西が5回を投げ、6、7回を担当したのは山本大貴。変則的なサイドスローから繰り出される150キロ近いストレートと大きく曲がるスライダーを武器に、楽天打線を2回シャットアウト。1与四球無失点の好投で流れを渡しません。

 その後の得点の推移はなく、ヤクルトが13安打13得点で爆勝。楽天打線には2安打しか打たせない完封勝利を収めました。
 なお、この試合でヤクルト・金久保はプロ初ヒットを、3番手として2回を無失点に抑えたヤクルト・山本大貴はプロ初勝利を記録。
 試合後に山本大貴は、

 「丈夫な体で産んでくれた両親と、支えてくれた妻にありがとうと感謝を伝えたい」

日刊スポーツ 2023年6月20日 22:04配信の記事より一部抜粋。

 と、近くで見守ってくれた家族に感謝の意を伝えていました。

勝利投手 山本大貴(1勝)
敗戦投手 藤平尚真(2勝3敗)
本塁打
ヤクルト:J.オスナ12号スリーラン
     内山壮真4号ツーラン

ヤクルト先発の金久保。粘りの4回無安打無失点ピッチングでオープナーの役目を全うしました。
楽天先発の藤平。2回6失点の大炎上で3敗目を喫しました。
プロ初勝利を記録したヤクルト・山本大貴(画像右)。

順位表

パリーグ
順位 チーム名   勝利-敗戦-引分  G差
1位 オリックス  37-26- 2 ---
2位 ソフトバンク 34-25- 2 1.0
3位 ロッテ    32-24- 4 1.5
4位 日本ハム   31-35- 0 7.5
5位 楽天     26-34- 1 9.5
6位 西武     25-38- 1 12.0

セリーグ
順位 チーム名   勝利-敗戦-引分  G差
1位 阪神     38-24- 2 ---
2位 DeNA   35-26- 1 2.5
3位 巨人     34-31- 0 5.5
4位 広島     33-31- 0 6.0
5位 ヤクルト   24-39- 2 14.5
6位 中日     23-39- 1 15.0

まとめ

 この試合で楽天が敗れたことにより、DeNAが初の交流戦優勝を決めました。おめでとうございます。今年の交流戦は同率首位に4チームが並び、TQBという特別な指標で優劣を決める状況となるなど非常に混沌としていました。
 21日の楽天対中日戦で交流戦が完全に終わり、元のリーグ戦が再開します。交流戦明け、スタートダッシュを決めるのはどこのチームでしょうか。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・画像引用元

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