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冬季湛水+不耕起移植栽培

タイトルからは何のことやら分かりませんよね?
これはお米づくりの仕方です。
冬季湛水は稲刈りをし終わった田んぼに水を張り、刈り取り後の稲の根元に微生物がいっぱい住みくことで、生物多様性のスイッチが入ります。また、水があることで、イトミミズが大量に発生し、土を耕し、除草の役割をしてくれます。

微生物やイトミミズから水鳥に至るまで、様々な生物多様性があります。自然界は常に完璧で、その力を最大限に借りようと考えています。生物の複雑な関係性によって、米の旨味は上がっていき、微生物が出す『グロマリン』という強粘性タンパク質は3年で2倍、15年で3倍の数値になるそうです。

【食べ物は美味しい】ということがなによりだと思います。そこにストーリーなどが加わることで、さらに美味しく感じてもらえるのではないかと考えています。

米は日本人だけでなく、世界で食べられている食べ物です。特に日本人は米で育った方が多いと思いますが、人それぞれ好きなお米は違うと思います。もっちりとした米が好きなのか、サラッとしているのが好きなのか。白米が好きなのか、玄米や雑穀米が好きなのかなどなど。

「美味しい」を追求するために3月から長野県高山村に月1で通って学びます。学んだことを生かし、水鳥の観光地として訪れていただける田んぼにできるようがんばります。

ご愛読いただきありがとうございます。

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