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ブラッシュアップライフ

私にこのドラマを勧めてくれた妹にずばり聞いてみた。
「このドラマのテーマってイマイチわからないんだけど」

実は全話を見ているわけでもない私。
知らないこともありそう。

今まで二回生まれ変わっていて
最初市役所職員だったのが
一回目の生まれ変わりでは勉強できるようになって薬剤師
二回目は、やりたかったテレビの仕事。
「徳」以上に 
自分の人生もブラッシュアップしているかも。


御隠居さんな私はもうやり直しはしたくないのだ。
この主人公のように、あちこち電話かけて
友達探すかなぁ とも思う。
「あちこち電話」という時点で、人見知り的にはアウトだ。
もともと友達だったとしても、電話は苦手。
でも不幸になりそうだったら・・・ 迷う所。


「認知」の問題も私にはある。
私は逆さ文字を書いたりする子供だったし、よく風邪をひく子どもだった。
自分の不安定さの根幹を作っていたものはどうなるのか。
その辺の、「人格を作っていた条件」はどうなるのか。

世の中には、たまにしか風邪をひかない丈夫な子もいるし
精神的にも、そこそこの安定性と社会性を持つ子もいる。
家族運にも恵まれていて。
そういう人だったら、何度生まれ変わっても
次はこの仕事しよう とか思えるのかしら。


いろんな条件があって、「あの」父母がいて。私がいるのである。
体験や記憶が「自分」を作っていくだろう と思うのに。
性格変わっても「自分は自分」と思っていられるメンタルの強さよ 
と違和感がある。


その後私たちの話は
なぜか「アナザーストーリー」のオネェたちの話になったが、
みんな、「生まれ変わっても自分が良い」と言っていたのだ。
そうとうでこぼこ道だったと思うのに。
みんな、「大アリクイ」だったらやり直すっていうのかしら


まぁなんというか
そんなふうにいろいろな人が生まれ直しや
自分の人生について考えているこの状況が
バカリズムにとっては「しめしめ」なのだろうと思ったり。


斎藤隆介の童話に「もんがく」という文覚上人の話があって
托鉢の鉢を突き出して「功徳を施させてやる」というのだ。
お坊さんに食べさせてあげるのは「徳を積む」ということだという。

それから手塚治虫が「火の鳥」で描いた輪廻転生の描写を思う。

私個人は、大アリクイでも、サバでもかまわない。
むしろロバとか犬とかの方が苦労が多そう。

輪廻の輪の中で、何度も何度も違うものに生まれ変わりながら
浄化されていく というイメージの方が好きだ。


注意欠陥で、ふっと失敗してしまうことを考えると
私はやり直したくない。


異世界転生で、覚醒するのが10歳前後だったら
まぁ 面白いかもしれないけれどね。
魔法がつかえるやつね。



なんかの塔とか出てきたり(ドラクエか)


(0155)



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