ウルトラマンだったか、セブンだったか覚えていない。
何ならウルトラQかもしれないが。
ある朝起きるとガスタンクが一個増えていた、
みたいな始まりの回があった。
その前に宇宙から飛んできて、タンクの形でそこにとどまる
という描写はあったと思う。

その回を見た当時、
比較的乗る電車がこういうガスタンクのそばを通るので
良く思い出していた。

もう一つ、よく思い出す話。

酔っぱらったお父さんが、団地の家に帰ると、地底人がいる。
棟を間違ったか　と思って入りなおすが・・・という話。
真夜中に
団地一棟の建物ごと地底にズズッと沈んで、
上がってくると、中に住んでいる人が変わっているのだ。

何棟も並んでいる団地やマンションを見るといつも思い出す。
何十年も経っているのに。
夜中に見る団地の、窓の一つ一つに住んでいるのが
地底人だったら、とんでもない。
（差別しちゃいけないかも知れんけど。）

怪獣に興味があって、怪獣の名前を憶えている
というわけではないので
ちょっとだけ検索したがよくわからなかった。
地底人は出てきて、そうだったかも、とは思った。

思い出せることは人によって違うんだろう。

これもまた、記憶の片隅にある、風景の一つ。

（0070）