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動画とスライド:埼玉県虐待防止条例改正案の論点

2,023年10月11日(水)20:00-21:00 パネルディスカッション@facebookライブ配信、緊急開催!制度と未来の体育の関係を考えるー子どもの身体の育ちや遊びを視点に に登壇しました。

準備の時間があまりありませんでしたので、雑駁ではありますが、15分のプレゼンテーションをいたしました。

先日、子どもだけでの留守番や外出を「置き去り」として禁じる県虐待禁止条例改正案が埼玉県議会で提出されたという報道がなされました。 現在、その報道を受けて、署名活動をはじめとする様々な議論が起こっています。本条例によれば、子どもたちの遊びや家...

Posted by 未来の体育を構想するプロジェクト on Wednesday, October 11, 2023


そのときのスライドをこちらに掲載しておきます。
今後の議論の論点整理に活用していただければと思います。
(画像が鮮明でないため、もし、PDFが必要な場合は、どうぞご連絡ください)

なお、スライド内に書きましたが、本スライドの内容は、同様の条例を持つカナダのトロント在住の菊池幸工さんにアドバイスをいただいてまとめたものです。










なお、短いプレゼンテーションでしたので、通報については一切触れませんでした。そもそもこの条例案の提出自体が問題山積でしたので、そちらについてお話しすることを優先しました。

もし、この条例案でいう「ネグレクト」状態を実際に「目撃」した人がいたと仮定したとき、悲痛な叫び声というような緊急性を感じる虐待とは異なるので、通報というよりは、普通はまず見守って安全確保をするだろうと思いました。
でも、そういう「きまり」ができると律義に通報する人も出て(虐待は通報が必要とされていますから、それはそれで大切なことです)、通報された人は複雑な気持ちになるでしょうね。

問題は、こういう問題含みの「きまり」が、
私たちが気がつかないうちに、
市区長村、県レベルばかりでなく、国のレベルでも作られてしまっていて、それに多くの国民が問題を感じていないことだと思います。

今回は、大人たちに直接的な被害が生じるということで、
大きな運動になりましたが、
多くの「きまり」は、政治家も国民も「よくわからない」という理由で、
是認してしまったり、関心を持たず、勉強せず、スルーしてしまったりしていると思います。
今の時代は、こちらの方がずっと怖いという気がしています。

今回の運動は、
一般社団法人ジェイスのメンバーや冒険遊び場づくり協会のメンバーを含む
埼玉県の私の知人たちもかなり深く関与していて、
これから連携を取って活動していく心づもりとうかがっていますので、
今回のスライドを彼らに渡して、今後に期待したいと思います。


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