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金沢に実際に行って、今の実情を見てきた話

実は、昨日金沢に弾丸で行ってきました。

なぜ行ったのかというと、尊敬する同業の先輩方がいて、何年もお会いできてなかったため、どうしても会いにいきたかったためです。

また、自分が顔を出すことで、少しでも元気になってもらえたらという想いもありました。

「金沢に行って大丈夫なの?」「何で行くの?」というお声を何人かからいただいたのも事実です。


自分も、こういう時に本当に行って良いのかもちろん考えました。

幸いなことに、バスや新幹線の交通網も普通に動いており、何より考えすぎても仕様がないと思って、今回の金沢訪問にいたりました。

実際に金沢に行ってみると、所々で道路にヒビが入っていたり、建物に破損があったりする場所もありましたが、基本的には皆さん普段通りに生活をされている印象が大きかったです。

駅にも人が多くて、私のような地元じゃない方もたくさん見られることができました。お店も、普通に営業されている所が大半のように見受けられました。

実際に知り合いに話を聞いてみると、「最初に地震があったときは、このまま死ぬんじゃないか」そう思ったそうで、今でも余震がくるとやっぱり不安になって寝れなかったりしているそうです。

そんな中でも、輪島や珠洲みたいな被害もなく普通に生活ができているから「今自分たちにできることをやるしかない」と話されていたのが印象的でした。

また、過剰に心配されて色々な方から連絡がきて、それに対応するのが大変で、返信ができないのが申し訳ないという話もされていたのが印象に残りました。

実際に街を見たり、知り合い何人かに話を聞いて自分なりに感じたことが2点あります。

1つ目は「過剰な心配はしない方が良い」ということ。

金沢の皆さんは、大半の方が普段通りに生活をされていらっしゃいます。その中で、過剰に外部の人間が心配をしてしまい、現地の方の妨げになるのだけは避けなければならないと感じました。

ひがし茶屋街などの観光地も見てきたのですが、この時期にしては人がほとんどおらず、特に飲み屋さんなどの飲食店の予約も激減してしまったそうです。

経済活動にかなりの影響が出てしまっています。金沢駅周辺はほとんど支障がないと感じましたので、過剰に怖がらないで、もっと外からお客さんが来てもらいたいなと思いました。

そして2つ目は、とは言っても現地の人たちは心に傷を負っているなと感じました。

笑顔で接してくれていたけれど、地震に対する恐怖心というのが、心に深い傷を作ってしまっているなと思いました。

1日でも早く安心して生活できるようなサポート、心のケアなど。話を聞いてあげるだけでも違うかもしれません。

今回は金沢の話になりますが、輪島などの被害が大きかった場所はまた別の話になると思います。

自衛隊などのプロの方々にお任せをし、私たちのような素人は支援の邪魔になるので絶対に今は行ってはいけません。

私たちが今すぐにできることは、まずは「募金」だと思います。そして、然るべきときに「本当に必要な救援物資を送る」ことです。

1日も早く、皆様の生活が本当の意味で元に戻ることを心から願っております。

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