武器を持たざる者の闘い方

カッコいいタイトルつけてますが、ただののーこの転職活動『的』備忘録です。

今日すごく疲れてるのに眠気が来ないので、noteに吐き出すことにしました。



私がやりたい職種の正社員にこだわるのは、ハッキリ言ってただの意地である。
その中には家族を見返したいという、他の人には理解されにくい気持ちもある。

うちの両親は以前小さな飲食店を経営していて、それはそれはドラマに出てくるような、THE・昭和気質の人間である。

よそはよそ、うちはうち。
勉強?そんなもん必要ない。
大学?そんなもん必要ない。

今は特に痛感する。
自分で学費稼いででも、大学へ進学して勉強するべきだったと。

今は昔ほど、純粋な根性論のみで社会に貢献できる世の中じゃないのよと思う。
私が親だったら絶対に大学まで行かせるし、そのための学費だって喜んで稼ぐ。

知識と経験は、一生使える大きな武器である。

そりゃ興味のないことだって勉強しないといけないだろうよ。
でもそれが、何十年後の自分がやりたいと思うことに繋がってたりするんよ。

それを知らないのーこ家は、まぁみんな浅はかである。
親が経済面で苦労をしてきたのは見てたよ。
でもさ、絶対にいらん苦労をしてたのよ。

飲食店で物価高の影響をもろにくらって、それでも意地でも値上げしなくてさ。
消費税すら取らなかったからね。
なのに新橋のいいとこに店を構えて、毎月家賃だけでそれなりの額が飛んで。
頑固な職人が生計を立てるなんてね、周りの協力があってこそだからね?

それを知らない両親は、ただただドツボにハマるだけであった。
改善策なんていくらでもあったし、話し合った。
常連のお客さんなんか、出資するとまで言ってくれた。

それでも頑固職人を貫いた父は、メンタルを病んで店を畳んで結果自殺よ。

自分の親のことだからハッキリと言えるけれど、愚かなのよ。

いくらでも幸せに向かう道は用意されているのに、なぜか自ら奈落へと歩みを進めるのよ。

私も力になってあげられなかったしね。
親不孝者と吐き捨てた娘の言葉なんか、一ミリも届かないことは知っていた。

なぜ知ろうとしない?
なぜ視界を狭める?
やり方はいくらでもあるのに。

それは父に限らず、母も姉もそうであると思う。

母は父に強く出ることができず、言いなりになるばかりであった。

数年前は「これからはパソコンが使えないと仕事できない時代だから!」と言って私から学ぼうとしていたのに、初心者向けのパソコン入門講座みたいな中古本を買ってあげたら、「古い本の臭い駄目だから」とすぐ辞めた。
「なんだこいつ」って正直に思った。
新品買うほどの知識じゃねえんだよ、私がいない時でも勉強できるように買ってやったんだよ。

勉強しろよ。学べよ。理解しようとしろよ。

だからお前は人の気持ちが分からねえんだよとも思った。

姉も姉で非常にのほほんとした人である。
この人の場合はこれで幸せそうなので、まぁいいと思う。

実際に家族が私をどう思っていたかは知らないが、家族から常に馬鹿にされて生きてきた私にとって、こんな人たちに馬鹿にされていたのはとてもとても腹が立つのだ。

今まではね、見返すことなんてできなかったよ。
自信なかったし、メンタルや体調面で不安もいっぱいだったし。

でもね、今なら少しは見返すことができると思うんだ。

遠回りだけど、歩みは遅いけど、少しずつ少しずつ自分の幸せに向かって進んでる。
今めちゃくちゃしんどい時期なんだけどね。

いつか希望職種へ行けるように。
すぐには無理なら、その職種に近い正社員を目指す。
勉強して経験積んで、武器を身につける。
長い時間がかかるけど、目的地へ辿り着く道を探し続ける。

その間にもさ、私は社会で働いて貢献して、自分で得た収入で自分の生活を豊かにするのだ。
将来に備えてお金も少しずつ貯めて、老後が少しでも楽しくなるように。

何年も何十年先も見据えて、今できることを精一杯やって、いつか一人前になって。

そしたらやっと、私の存在を嘆く家族を見返すことができると思ってる。

今ののーこにはまだまだ武器が足らんけどね。
職場の人たちが持ってる人だらけだからさ、相対的に見て凹むよね。

武器を持たざる者の闘い方は無様である。泥臭いし、負け戦に挑むし。

でも挑まなきゃ何者にもなれない。
何者かになりたいのならば、死ぬほど努力しなければならない。

だから私はこれからも、無様に闘い続けるのだ。




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