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「やめた方が良いよ」心配するその言葉、危ない。

本当に大丈夫?やめた方が良いよ。

そんな言葉、無意識に言っていませんか?
そんな言葉、たくさん貰っていませんか?


私はシングルマザー
現在、病気療養中にて無職(1か月休養予定)です。

仕事復帰したところで、フリーランスで現在月10万円の収入です。
そこから、国保やら車の保険、車検のローンやら…差っ引かれて、6万程度で暮らしています。

元夫からの養育費は無し。
理由は元夫のギャンブル依存で多額の借金があるから。

ちなみに移住したので、実家までは最短5時間くらい(車+飛行機+電車乗り継ぎ)です。

さて、若干生活が大変そうな印象を得たかも知れません。
今日はこの大変そうだ…「そんな生活やめた方が良いよ」は呪いになるかも!について、書きたいと思います。


「絶対苦労するからやめた方が良い!」

離婚する時に、親や友人知人にたくさん言われたことがあります。
「やめた方がいい!」
「苦労するよ」「大変になるよ」
「絶対後悔する」「よく考えて!」

ええ。そうですよね。
当時夫だった彼は公務員。その出世コースに乗っている方でした。
真面目に働いていて順調に行けば、お金・生活に困ることはありません。
そしてよくある、表向きではとても子煩悩で優しい夫でしたので、皆が口を揃えて「離婚なんて、やめた方が良い!」と言うのも納得です。

でも、家では「昭和か⁉」みたいな亭主関白を超えた存在。もう、家に夫がいる時間は心が休まることがありません。そして、ギャンブルで多額の借金(それも初めてじゃない…) 私のパートの給与で暮らす毎日。
「私は、この人の為に生きているんじゃない」
そう思って結局離婚しました。

パートの時間を増やしてアパートを借りて、2人の子どもと暮らし始めました。
そうしたら、暮らしが楽になったんです。

生活費は自分と子どもたちだけで良いし、児童扶養手当(ひとり親の手当)、児童手当が入ります。

それに、家にいる時間の安堵感。のんびりする時間が出来たのです。

子どもが可哀想、あなたは親として…

離婚から2年で移住
離婚して2年。生活は充実したものとなりました。
ただ少し残念なのが、私と子の休みが合うのが「日曜だけ」なので、なかなか幼い子どもたち(当時3歳、7歳)との時間が取れません。
・働きかたを変えたい
また、同時に私のかねてからの夢「海辺で暮らす」を叶えてみようかと思ったわけです。

そんな事を考えていたら新型ウイルスの流行です。
今がチャンスとばかりに、すぐに移住先を決めました。
そうしたらまた、あの言葉です。

「やめた方がいい!」
「苦労するよ」「大変になるよ」
「絶対後悔する」「よく考えて!」

そうですよね。それらに加え「子どもが可哀想…」という言葉を沢山いただきました。近くに住んでいた祖父母、元夫、元夫のところへ行った子(一人)と引き離すのは酷ではないか。

そう言われ悩んでいたところ、娘がちょっと不満氣な顔で言った言葉にハッとしました。
「私、可哀想じゃない。勝手に決めないで欲しいよね」
あぁ、そうだ。勝手に相手の事を決めつけちゃダメだよね。
自分の心は、自分で決めさせて欲しいよね。

ヒトからの言葉の扱い方

私が決断をしようとする時、ストップをかける言葉をマシンガンのように頂きました。
それは、近しい人たちから。両親、兄弟、友人、会社の人。
心にグサグサと容赦なく刺さってきます。
HSPの私には、もう…半端なく辛いわけです。

皆、私を心配して言ってくれている言葉なので、蔑ろナイガシにはできません。

それでよくよく内観すると
全て、自分の中にある言葉だと氣付きました。

「やめた方が良いかも知れない」
「苦労するかも知れない」
「大変になるかも知れない」
「絶対後悔するかも知れない」

自分を守るためのブレーキ

自分の中に迷いがあります。決断する前は怖さがあります。
それを皆が、代わりに言ってくれているのです。
弱い私は、そんなこと考えたくもないので、見ないフリしているわけです。でもね、それに氣付いたら、よく考えた方が良いです。

ここで無理に決断したら本当に後悔しますから。

自分を守るブレーキとの向き合い方

「やめた方が良いかも知れない」
「苦労するかも知れない」
「大変になるかも知れない」
「後悔するかも知れない」

自分を守るためのブレーキ

こんなものが出てきたとします。
そうしたら自分に「私は何故そう思うの?」と聞いてください。それから紙にすべて書き出します。
たくさん出てきます。“失敗するかも。友達無くすかも。お金に困るかも。心が折れるかも・・・”
延々と出てきて、私って相当な心配性なんだと氣付きます。

それで、
やっぱり怖い!
そう思ったら、動くのはまだ早いと思うのです。
タイミングではありません。

でも、この怖さを持っても、
大丈夫な氣がしたら大丈夫なんです。
「え?」
はい。大丈夫な氣がしたら本当に大丈夫なんです。

私の場合、離婚しないで耐えて人生を後悔するより、離婚して自分ですべてやってみて苦労する方が楽しい氣がしました。
移住しないで、別に悪くも無い人生を送るより、子どもとの時間を取れて夢を叶えられたワクワクする人生を送りたいと思ったのです。

自分の人生ですもの。

自分の人生、自分で責任取れるわ♡
人生楽しみましょう。

そう思えたから私は動きました。
現在それはそれは、苦労していますよ。
次々と問題が発生してきます。

でも動く前に心配していたこととは、また違う問題が発生していて、何だかんだで楽しんでしまっている。そして、多方面から助け船が出て何とかなってしまっている現実がここにあります。

本当に大丈夫?やめた方が良いよ。

では、最初に戻ります。

そんな言葉、無意識に言っていませんか?
そんな言葉、たくさん貰っていませんか?

人の自信を失わせる言葉。無意識に人を否定する言葉。
愛があるゆえ言ってしまう言葉。

言っても言われても最悪、
人を「後悔の道」へ強制連行します。
人間関係を終わりにします。

言葉をあげる場合
愛する人を信じているなら応援の言葉に変えてあげてください。
「何かあった時は頼ってね」

言葉を貰ったなら
信頼する人なら、しっかり受け止めて自分自信と話し合ってみてください。

言葉がただの足かせ、呪縛にならないように。
言葉がその人たちとの関係を、壊すものとならないように。

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