見出し画像

【旅行】フェリーで瀬戸内海を行く

あくる日、フェリーに乗るべく門司港へ向かう。
フェリーは新門司港から出て、小倉か門司駅から送迎バスが出ている。
しかし、自分は、『門司駅』と、『門司港駅』の区別、さらに『門司港』と『新門司港』の区別がついていなかった。
時間まで、『門司港レトロ』でも見ていようかと思っていたが、電車乗っている間に門司駅近くになって、送迎バスの乗り場を確認していた時にふと、門司駅と門司港駅は違うのではないかと思った。

そこで検索をしたら、どうもフェリーは新門司港から出るのであって、門司港と新門司港はかけ離れた場所にあり、電車もつながっていないことを知った。『門司港レトロ』は、門司港駅の近くにあるが、自分がフェリー乗船のために行こうとしていたのは、門司駅である。

フェリーは門司港から出るものと思っていたが、自分の乗るフェリーは新門司港から出る。

そうして、自分は、どうせ門司港に行くなら、送迎バスを使わずにそのまま乗り場まで行けばいいや、と思っていたのであるが、門司港と新門司港は、まったく場所が違う。

気付いてよかった。
門司港に行く時間はないし、行かないのなら、門司駅から送迎バスに乗る必要もない。
小倉に行って、何やら漫画博物館というのがあるらしいから、見に行く。
博物館は、アニメやゲームの店ばかりのビルの上にあり、どうも、漫画が読み放題であったが、読まずに、漫画の原画などを見た。
五時くらいにバス停に行って、バスで、新門司港へ。
門司港とは方角さえ違っていた。
港に着くと、すでに、『ちくし』が止まっている。

乗船する。

画像1
画像2
画像3
画像4
画像5
画像6
画像7
画像8
画像9

晩御飯は、船内の食堂で、中華丼を食った。

画像10

朝にできるパンの注文もできる。

画像11
画像12

部屋のテレビは、アナログ放送しか映らない。
どうも番組自体が古い気がする。
大晦日特番などをやっている。
デジタルは、地図上で船の現在地を映している。
夜中に目が覚めて、テレビを見る。テレビにはフェリーが今どこにいるのか示すチャンネルがあり、松山近くにいるらしい。
靴を履いて、甲板に出てみた。
愛媛の町の夜の明かりが暗闇に散らばっていた。
甲板は風が強すぎて、すぐに戻る。
フェリーは、昔の空母くらいの大きさがあるが、それでも体調いかんでは酔いそうになる。
神戸に朝の七時に着く。

画像13
画像14
画像15
画像16
画像17
画像18

平日の七時に着いてもやることがない。
飛行機で帰ろうと思っていたが、iPhoneの充電を忘れてしまい、予約ができないから、観光をして、新幹線で帰ることにした。
送迎バスに乗る。
送迎バスは、港近くの『アイランド北』というところまではただで乗せてくれるのであるが、そこから先は二百三十円かかる。
埋め立て地で降りてもよくわからない。
とりあえず、一番遠い、『御影』という駅まで行って下りる。
通勤通学客に混ざり、三宮へ。
摩耶ロープウェイに乗ろうとして、バス停の案内の人に聞くが、そのバスは本数が少なく、別のバスで『観音寺』というバス停まで行って、歩いたほうがいい、とのことであったから、そのバスに乗る。
『観音寺』で降りて歩くが、坂道が急であり、もう疲れ切っていた所に摩耶ロープウエイ行きのバスが来る。
ちょうどよかったと、喜んで乗ると、一駅、歩いて5分もかからなかった。

しかし、これならそのまま歩くか、最初から摩耶行のバスに乗れば済んだ話である。まあいい、と思っていくと、ロープウェイの駅がシャッターが閉まっている。

画像19


係りの者がいたから聞くと、あと一時間しないと開かないらしい。
歩いて登ろうとして、周りを歩くが、道がわからす、戻るとコミュニティバスが来たから、とりあえず乗る。
どこへ向かうか知らぬが、どこかの駅には行くだろう。
JRの駅で降りると、兵庫県立美術館が近くにあるらしい。
今日は開館しているのかわからぬから、とりあえず、駅に入る。
駅に美術館のポスターがあるから見ると、肝心の開館情報のところにでかでかと会期変更のシールが貼ってあり、わからない。
再び出て、十分ほど歩くと、閉まっていた。
駅から電車で三宮の駅まで行く。
生田神社へ行くが、どうも道がわからず異人街へ行く。

画像20
画像21
画像22
画像23
画像24
画像25
画像26
画像27

ほとんどあてずっぽうで歩く。
iPhoneを使わないと、まともに観光もできない。
それはそれで本来楽しいものかもしれないが、疲れ切っているから、感動も何もない。
坂道を登っていくが、たいてい洋館は閉まっている。
開いているところもあったが、起きてから何も食っていないから、もはや見物する気力が失せていた。
生田神社へ参拝してお好み焼きを食べて、どうやって帰ろうが考えて、すぐに面倒になり、新幹線で帰ることにした。
そうはいってもまだ早いから、京都から乗ることにして、京都に行くと、三十三間堂に行きたくなり、ハスに乗って降りる。

画像28
画像29
画像30
画像31
画像32


三十三間堂で拝んで、国立博物館は閉まっていたから、目の前のバス停から適当にバスに乗って戻った。

画像35
画像33
画像34


新幹線で帰る。
新横浜で降りて、横浜線に乗る。横浜線だから横浜へ行くと思ったが、横浜駅に行かぬまま終点ということで東神奈川駅で降りる。
これは逆に乗ったかということで、京浜東北線に乗るが、今度も横浜に行かず、そうしているうちに、川崎に着く。
結局川崎から帰った。

四泊くらいのつもりで、その時の気分でいい加減に動いていたら、2020年9月28日に戻るという、十泊もしてしまった旅行になってしまった。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?