歓喜の瞬間ヤッテキタ!

どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。

人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。


昨日めちゃくちゃ嬉しいことがあった。

自分だけが嬉しかったのではなく、相手も嬉しく思ってくれたこと。卵と鶏どちらが先か?的な話のような違うような……

表彰制度

職場では、四半期(3ヶ月)に一度の素敵な表彰制度がある。

他薦による「この人が業務改善したよ。こんな良いことをしたよ。」という本人以外からの推薦と、厳密な内容審査を経た表彰制度だ。

選ばれた人への「労いと褒美」として、一年の締めくくりの年末に「パーティ」が開催される。

プロによる華麗なショーを観て楽み、テーブルに運ばれる美味しいもので舌鼓を打ち、抽選でちょっとした景品が当たるというイベント。(‪※コロナ禍‬中では延期になっており、この先も未定ではあるけれど)

もちろん、部署や立場を超えて他薦申告ができるのもこの制度の良いところ。

たとえばこんな人

あなたの身の回りに、こういう人はいないだろうか?

・いつも忙しくしており、人がやりたがらない仕事ばかりやっている。

・現場上がりということもあって現場のことをよく理解していて的確な指示ができる

・現場から慕われており、頼りになる存在。

・どこか不器用で上司との相性が悪くて評価は良くない

「あ〜、いるいる!」「え?それって私やん?」と言う方もいるかもしれない。

私の職場にもそんな人(男性)がひとりいる。

話をすると毒も吐くし、ユーモアもあって面白くて個人的にとても尊敬している人。私とは違う仕事をしているため少し離れた場所から見ているのだけど、いつも「損な役回り」を引き受けて走り回っていた。

残業の夜

数ヶ月前の夜の職場。

周りはみんな帰っており2人しかいないとき、身体のことが心配になっていたので近づきながら「どないですか?」と声掛けした。

彼は仕事の手を止めてくれて、
「もぅ〜〜〜大変!!しっちゃかめっちゃかですわ〜」と困ったような笑ったような複雑な顔をして返す。

しばらくの間、何が大変なのか、今どんな状況なのか、周りに理解者・協力者がいないことなど苦労話が続く。

心配と応援のために近づいたのに、思わず「よくその状況で頑張れますね……」と、心の声が漏れてしまう(しまった!)

すると彼は水を得た魚のように「また手強いのが現れた!どうやって乗り切ってやろう?!って、ワクワクしながらゲーム感覚でやってるんですよ」「そ〜でもせんと、やってられんですわ〜」と。

これは俗に言う「ワーカホリック」なのか、生き延びるための「人間の生存本能」なのか……と考えさせられた。そもそもここまでストレス耐性があることがスゴイのだけれども。

最後に「身体の心配」を伝えたら、少し前に行った人間ドックで「胃に穴が空いて自己治癒したアトが何個もあって、潰瘍も何個もあるから薬飲んでますねん」と笑い飛ばす。

時は来た


今回そんな彼をようやく推薦できる機会が訪れたのだ。

正直、待ちに待っていた。

自分の言葉で他薦応募して、彼を受賞させたい。

そのために客観的に彼がやってきた業務概要を掴み、誰にでもわかる平易でかつエモーショナルに書く。なかなかのハードルだ。

心から思っていることのみを書き、嘘と虚飾を排除した事実だけをまとめて、自分なりの文章術を駆使して真剣に応募の文章を書いた。

ふと送付前に、間違ったことを書いていてはいけないと思ったので、本人にメール送付して確認待ち。

その1時間半後に本人から返信メールが来た。

御礼の言葉と、内容の精査結果とともに、

なかなか自分では言い表せない事で、感動しました。

と書かれてあった。

感動しました。
(※頭の中でリフレイン)

じ〜〜〜ん。。

自分の書いた文章だけでなく、きっとそれだけの時間を費やしたことなども汲みとって返ってきたのだろうけれど、私としては思いもしなかった言葉

とても幸せな気分になれた。

どうか受賞されますように。

ではまた、どうぞお越しになってください。

2021.04.07(水)@5-004


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