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秋風にたなびく吾子のほっといて
この歌を詠んだ時のことはよく覚えている。「ほっといて」と言われてそこでやめればよかったのだ。親子って、そうはいかないもので。
2018年の秋に読んでから数年間、かたちと相手を変えながら吾はくそばばあになり続けているのです。
くちづけの角度それからさよならと
「あなたを想う恋のうた」それだけですてきな短歌のコンテストでした。
恋のうた、と言って浮かんだのはこのお別れのシーンでした。
この恋は、ある種の形で成就したと思っています。
「角度」って、もう、比喩でもなんでもない、見たままの景色でした。
おめー男みたいだなという褒め言葉
東京歌壇との出会いは、この歌でした。
短歌を始めたのが2016年12月17日の朝だったので、約一年後に勢いで送った歌が特選で、評までいただいて、調子に乗ってしまったのがこの一首。
もともとは三首連作のつもりで詠んでいました。
毎年寒くなると、耳まで冷やしながら恋の歌を詠んでいたときのことを思い出します。
noteを始めました。
趣味で短歌をしています。
まだまだ五年くらいですが、日記のようだったり、記録だったり、自分の気持ちを整理したり、知らなかった気持ちに気付かされたり、そんな感じで楽しんでいます。
ふだんは、東京新聞の短歌投稿欄「東京歌壇」に投稿しています。
自分の短歌をまとめてみたく、noteを始めました。よろしくお願いします。
寒波寄す折り合いの行き場に困る曼荼羅みたいな君の散文