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保育園の常識 と 世間の非常識

こんにちは☺️
保育業界には、業界特有の特徴や風習が存在します。
保育業界では常識的な考え方でも、世間ではあまり考えられない非常識な考え方も多く存在します。
今日は、私の思う、保育業界ならではの特徴を6つご紹介していきたいと思います。

①女性の職員比率が95%以上

言うまでもなく、女性が主の業界です。

②役職の階層が少ない

保育現場では、
一般→主任(副主任)→(副園長)→園長 というのが一般的な役職の階層となっており、キャリアアップしにくい環境が未だに残っています。

③中小企業でも新卒採用がメイン

一般企業では、大手企業が新卒採用を積極的に行なっています。
中小企業は通常、即戦力を優先させるためにキャリア採用が中心となるのですが、保育業界は養成校の関係もあり、ほぼ全ての事業所で新卒採用に取り組んでいます。

④保育士が休むと運営できない

人員配置によっては、保育士が風邪をひいたからといって、急に休むことはできません。
それを踏まえて、一般的には配置基準より多く配置するなどの対応をしていますが、同時に複数の人が休みたい時に休めません。

⑤複数の法人格の共存

社会福祉法人、学校法人、NPO、株式会社、個人事業主など、さまざまな経営主体で成立しているのが保育業界です。これも珍しいですよね。

⑥定員が決まれば、保育士の年収が決まる

定員や稼働率という概念が大前提であり、回転率という概念が存在しないため、収入や売上の天井は、基本的には、定員が決まった時点で確定する構造となっています。

このように、他の業界から見れば、良くも悪くも非常識な環境が存在しているのが保育業界です。

最後まで、ご精読いただきありがとうございました✨


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