夏に振り回されてしまう

暑い。クソ暑い。
 
梅雨は梅雨でじめじめうざうざだけど、
梅雨が明けたらもうおしまい。
 
人生の最後ではないけれど、
おしまいレベルの暑さだ。
 
ましてやコンクリートジャングルだと
体感気温は実際の気温プラス4℃から7℃らしいから、
表示されてる気温が36℃なら
体感気温は40℃から43℃になるわけで。
 
おいコラ!暑さ!少し控えろ!!
おいコラ!暑さ!限度というものを知れ!!
 
そうじゃないと俺は溶けちまう。
実際に溶けるわきゃないけど溶けるレベルだ。
 
もう「あつい」のか「なつい」のかよくわからん。

もう「汗から解放されるためにシャワーを浴びている」のか
「汗をかくためにシャワーを浴びている」のか
「シャワーを浴びるために汗をかいている」のかよくわからん。
 
でも「残暑お見舞い」とか聞くと
急に物悲しい気持ちに包まれてしまって。
 
「もう夏は終わりなの??」
「夏っぽいことひとっつもしてないのに終わりなの??」
「夏はもう燃えカスになっちゃうの??」って思ってしまって。
 
クソ暑くてうざったくてイライラして
溶けそうで叫び出しそうになるほどに、
夏に悩まされてはいるんだけど
「残暑」って聞くとセンチメンタルになっちまって。
 
夏に振り回されてしまっている不埒な俺がいる。2020年8月。