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もう我慢できない!



ジリリリリリリリ🔔


○:ふわぁ~もう、そんな時間かよ。ほれ、ひかる起きるぞ


ひ:うゆ、もうちょっと...


○:あっ...コラ!布団に戻るんじゃないバサッ


ひ:あっ...ムウ


○:ったく、昨日も遅くまでポケモンやってるからだよ



まだ寝ぼけているひかるを他所に俺は朝ごはんを作り始める。今は寝起きだからあんなんだけども、普段は学校のダンス部に所属していて、キレッキレのダンスで見るもの全てを引き込む力がある



ひかるとは学校の入学式のときに、校内で迷っていた所に声を掛けたのが、きっかけに仲良くなり今に至る





ピンポーン🔔


○:ん?こんな朝はやくから誰だ?


?:おっはよ~!朝だよ~!!


?:天...朝からうるさい...


?:まあまあ、ええんやん。元気なのは良いことやん



こいつら、朝から...



○:おい...あs


ひ:うるさい...



俺が三人に言う前にひかるが遮って三人を一喝した



天:ヒッ


保:おぉ、今日のひいちゃんはご機嫌斜めやな...


ひ:私、寝起きの機嫌悪いの知ってるよね?天...


天:ご...ごめんなさい


○:それぐらいにしておいてやれよ。ひかるポンポン


ひ:///



こうなったひかるは案外ちょろい。頭をポンポンするか、甘い言葉を囁くと、顔を真っ赤にして一気に大人しくなる





?:ね...ねぇ


○:ん?どうした?夏鈴


夏:ひかるばっかりずるい...


○:はい?


夏:うちのことも撫でて...



あっ、そういうことか。俺がさっき、ひかるをなだめる時に頭を撫でていたのにどうやら夏鈴が嫉妬したらしい





○:これで良いの?ナデナデ


夏:///


ひ:むぅ...


保:夏鈴ちゃん、気持ち良さそう!保乃もあとで撫でてな


天:...



三者三様の反応。けど、天はさっきのひかるで覇気を失っているし、ひかるは俺に撫でられている夏鈴に嫉妬し、ほっぺをパンパンに膨らませていた





○:あの...夏鈴さんそろそろ良いですかね?


夏:あと...5分


ひ:むぅ!




や...やばい。ひかるのほっぺがさっきよりも膨らんできた



保:保乃も混ぜて~ギュ


ひ:むぅ!!



さらにひかるのほっぺが膨らんで今にも破裂しそうなほどに




天:天も~ギュ


天も混ざり、カオスな状態に...



バンッ!!


ひ:もう○○なんて知らない!



3人の行動に嫉妬したひかるの限界が頂点に達し、ひかるが

怒った




保:あっ...ひぃちゃん...



やってしまった。直接的には俺が原因ではないけども、これは3人を拒否しなかった俺が悪い




天:○○、ごめんね


○:いや、これは俺も悪いから、天たちが謝ることはないよ。あとのことは俺がやっておくから3人は気にしなくて良いよ


保:...分かったわ。ひぃちゃんのこと頼むな


○:おう




3人を学校へ先に行かせ、俺はひかるを追って自分の部屋へと向かった












コンコン


○:ひかる?


返事はない。まぁ当然か...



○:入るぞガチャ🚪


ひ:...






○:ひかる、ごめんな


ひ:...


○:あいつらにも非はあるけども、あいつらを拒まなかった俺が一番悪いよな


ひ:...


◯:これでひかると分かれることになっても、俺は覚悟できt...ギュ




言いきる前にひかるが背中に抱きついてきた


ひ:...だ


○:ひかる?


ひ:やだ...


ひ:◯◯から...離れたくない...


○:...


ひ:確かにさっきのは嫌だったよ。でも、○○は優しいからみんなを拒まなかったんでしよ


○:うん...


ひ:それにわたしも、変に意地張って怒っちゃって○○に嫌な思いさせちゃったしおあいこだよ。ごめんね


○:ううん、俺こそひかるに嫌な思いさせてごめんね


ひ:いいよ。でも、保乃たちにも謝らないと...


○:大丈夫だろ。あいつらもやりすぎたって反省してたし


ひ:そっか...


○:ほれ、ウジウジしてないで準備して行くぞ


ひ:うん!




時間的にはもう間に合わないけども今はひかるが大事だから




学校に二人で手を繋いで行ったら案の定怒られたけども、あいつらが間に入って上手いこと先生を宥めてくれた



ひ:保乃、天、夏鈴今朝はごめんね


保:ううん。保乃たちもちょっとふざけすぎちゃってごめんな


天:ひかる、ごめんね


夏:夏鈴も◯◯に甘えすぎてごめんね


ひ:ほんと、嫉妬で頭おかしくなるかと思ったんだからね!


保:ごめんて~




喧嘩してもこんな感じですぐに仲直りしてわちゃわちゃして朝の喧嘩がなかったかのような空気になる。これがおれらの良さでもある


ーーーー

ーーー

ーー



放課後、学校が終わり保乃と夏鈴はバイトに、天は友達と遊びに行き必然的に二人っきりに


ひ:ね...ねぇ◯◯...


○:ん?


ひ:今日はひかるの家...来ない?


◯:めずらしいじゃん。ひかるが家に誘うなんて


ひ:◯◯が悪いんだからね...


○:だから悪かったって


ひ:悪いと思ってるなら、家帰ったら覚悟してなよ


○:え?


ひ:夏鈴たちにやってたこと全部を私が満足するまでやってもらうから!!







それから数時間後...ひかるはとことん◯◯に甘え、満足しきったその顔は蕩けきっていたとか...




fin







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