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クリエイティブになるための読書(44週目)

まだ新居の生活(1月より、二人暮らし)に慣れず、晩に本を読む時間がうまく取れない。昼休み、就寝前のほんのちょっと前の10分、短い時間に読んでいる。父の四十九日で、実家に帰省する新幹線で、『中陰の花』を読めたのがよかった。ほんとに意図したものではなく、たまたま新居の本棚に並べたばかりで手に取った。いいタイミングでした。父は四十九日で成仏するんだろうか。
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クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は、無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいたが、最近は、もっぱら図書館で借りている。返却日が近づいてきたら、ググって調べた短編小説、短編作家、評論家を図書館の図書検索に入れて該当があれば予約する。詩/評論/物語のカテゴリでそれぞれ1、2作品を予約する。その他、図書館内にめぼしい本があれば、予約した本と合わせて借りている。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

こちらのnoteにいただいたコメントの『ありがとうの深度』を読んだ。有史以来、有名な詩人も、有名な詩もあるが、数々の詩集、その中で、いい詩、ちょうど今の自分にあった詩に出会える保証はない。詩は出会い。どんなきっかけでも、詩を教えていただけるのはありがたい。

評論

今週は、食べ物に関するものばかり。おいしい料理を、おいしそうに書きたいと思う。

物語

1,2分で読める、土産物屋で買った『四国の昔ばなし』に頼っている。

新幹線の車中に読んだ『中陰の花』がよかった。文庫本の発行は2005年。おそらく文庫本が出てすぐに購入しているはず。一社目をやめて、二社目に入る前だろうか。父の四十九日を前に、たまたま実家の本棚にあった本を持ち帰っていたので読んだ。

実績

太字は、特に気になったもの、気に入ったもの

2024/1/15(月)
・【詩】川べにて/金の首飾りに添えて(ゲーテ詩集 髙橋健二訳)
・【評論】両親と子供について/結婚と独身生活について(「ベーコン随想集」ベーコン 渡辺義雄訳)
・【物語】世界の首都(ヘミングウェイ短編集(一)ヘミングウェイ/大久保康雄訳)

2024/1/16(火)
・【詩】わかれ/めくら鬼(ゲーテ詩集 髙橋健二訳)
・【エッセイ】夢民(むーみん)/DUO(「東京カレー食べつくしガイド104/380店」小野員裕)
・【物語】あいぞうの火(越智郡)四国の昔ばなし

2024/1/17(水)
・【詩】ありがとうの深度(谷川俊太郎)
・【エッセイ】真っ赤な豆腐は東洋のチーズ/コチ飯の美味さに感激(「食あれば楽あり」小泉武夫)
・【物語】大宝寺のうば桜(松山市)四国の昔ばなし

2024/1/18(木)
・【詩】浜辺(萩原朔太郎)
・【エッセイ】デリー/トプカ(「東京カレー食べつくしガイド104/380店」小野員裕)
・【物語】狸の妙薬(松山市)四国の昔ばなし

2024/1/19(金)
・【短歌】家出節「田園に死す」(寺山修司詩集「日本の詩集19」)寺山修司
・【評論】カムチャツカの寒村の大砲(「ロシアについて」司馬遼太郎)
・【物語】闇討ち十五郎(「剣法一羽流」池波正太郎)

2024/1/20(土)
・【詩】『揚之水』三篇(「中国の古代歌謡 詩経」白川静)
・【評論】警官とやり合う(「ヤンキーと地元」)打越正行
・【物語】中陰の花(玄侑宗久)

これまで読んだリスト

(誰か同じことをする時、本を選ぶ参考にどうぞ)

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