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地上から剣が峰を目指したトレーニングの一歩一歩

夏、息子(小五)と富士山を登る。0合目から登る予定だ。

もうあまり時間がないので、そろそろトレーニングをしっかり重ねたいところ。しかし息子とは一緒に住んでいないし、息子には息子の、元妻には元妻の予定がある(もちろん、私や私の家庭の予定もある)。毎週、一緒に練習登山するなんて時間的な余裕はない。

いろいろ調べてみたが、富士登山は、特殊な技能を必要としない。淡々と長時間登り続けるだけだ。
(二十年以上前、火山灰に足を取られながら、少しずつ登った記憶が甦る)

なので、月に二三度、息子と会う時は、登山じゃなくても、ちょっと長めの散歩を課すことにするが、それだけじゃ十分じゃない。息子とは、日々、スクワットをすることを約束して、昨日は別れた。息子には、まずは一日30回、と伝えてあるけれど、膝の状態などを聞きつつ、回数を増やしていく予定だ。

当日は、息子の負担を減らすため、重い荷物は私が担当しようと思っている。五合目までは軽装で登ることになるが、頂上で着る防寒着は背負って歩く必要がある。五合目まででも数時間は歩くので、水もかなりの量が必要だろう。

今の私の一日のスクワット回数は200回程度だが、重い荷物を運んで歩くため、500回くらいまでは増やしていきたい。先日、息子と登った(富士山の眺めが有名な)金時山では、かなり体が重かった。少しダイエットもしないと厳しそうだ。これまで運動部にも所属していない息子に(水泳はやってる様子)、体力で負けていると感じることはなかったが、息子と併走することが、しんどい時間帯がちょこちょことあった。

それでも、無理はしない。息子と日々やることは、現時点では、

・エレベーターやエスカレーターは極力使わない(階段を使う)
・毎日、スクワットを(膝を悪くしない程度に回数を増やす)

の口約束だけだ。息子のことを監督できないけれど、これを日々、スマホのメッセージで送るくらいはしよう。

息子は登山靴を持っているが、履き心地が悪いせいか、低山を登る時は、どうしても、普段の靴で登ることが多い。会った時には、

・登山靴で散歩
・一緒に、スクワット

をこなそう。もちろん、次の低山への登山でも、登山靴は履いてもらう。

私はといえば、
・重いものを背負って、毎日、一時間程度の散歩
・ダイエット(わんぱくな食事を減らす)

といったところからはじめよう。もっと厳しい練習を課してもいいけれど、自分の取り組みの強いテンションを息子にぶつけては、お互い共倒れする。時間はないが、無理はしない。

そろそろ買い物も始めないと…。時間的な余裕がなくなってきたけれど、人生においてチャレンジしたいことではあるので、何とか諦めずに取り組んでいきたい。息子と長く同じ時間を過ごす、人生で最後のチャンスかもしれないので。

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