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クリエイティブになるための読書(48週目)

先の日曜、飲み会に向かう途中、早く着き過ぎてしまいそうで、急に時間をつぶさなくてはいけなくなった。飲み会がはじまる少し前にいた浅草橋で、「浅草橋 古書店」で検索すると一軒の古書店が見つかった。たまたま開いていたので、そこで詩と物語を獲得できた。

(トップの画像は、こちらの古書店店内ではありません)


クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は、無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから選んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越しをして、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が仕舞う本、売っぱらってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から、ずっと積ん読してある本を持ってきて、消化しているところ。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

浅草橋の古書店で手に入れた「アメリカ名詩選」。英語は得意ではないけれど、やはり原文の調子も知りたい。英語の原詩と翻訳のついたこの本に出会えたことがとても嬉しい。

評論

今週も一回は「テクノボン」を読む。ずいぶん前に読んだけど、音楽について疎いのでまったく記憶にない。今は、いろんな音楽が聴けてしまうので、読んだ箇所で取り上げられていて、卓球さんが気に入っていた曲、何度も聴いたという曲を中心に、今週の作業中のBGMにした。

今週、聴いたのは、Chris Carter、Throbbing Gristle「20 Jazz Funk Greats」、Meat Beat Manifesto「Radio Babylon」、Mr. Fingers「The Juice」、Dj Pierre「Acid Trax」、The KLF「Chill Out」あたり。

物語

古書店で手に入れた『20世紀アメリカ短篇選(上)』がとてもよい。来週も楽しみだ。

実績

太字は、特に気になったもの、気に入ったもの

2024/2/12(月)
・【詩】わが愛するやさしい夫に(「アメリカ名詩選」ブラドストリート)
・【対談】数学は人間的でありやなしや(「人間と数学」)赤摂也・吉田夏彦
・【物語】覚左衛門とフカ(高知市)/大歳の火(高知市)四国の昔ばなし

2024/2/13(火)
・【詩】死馬が惑星を走る日は(吉増剛造詩集)
・【対談】ブリング・ザ・ノイズ(「テクノボン」石野卓球・野田勉)
・【物語】異国にて(ヘミングウェイ短編集(一))ヘミングウェイ/大久保康雄訳

2024/2/14(水)
・【詩】まじめに努めた協会仲間の歓喜(「アメリカ名詩選」エドワード・テイラー)
・【評論】セクキャバ「ルアン」と真奈/「何してでも、自分で稼げよ」ー洋介の生活史/風俗業の世界へ(「ヤンキーと地元」打越正行)
・【物語】ローマ熱(「20世紀アメリカ短篇選【上】」イーディス・ウォートン)

2024/2/15(木)
・【詩】野生のすいかずら(「アメリカ名詩選」フィリップ・フリノー)
・【対談】神社のたたずまい(「日本人のこころと神道」白井永二・工藤伊豆・上田賢治・薗田稔)
・【物語】スティックマンの笑い(「20世紀アメリカ短篇選【上】」ネルソン・オルグレン)

2024/2/16(金)
・【詩】水鳥に(「アメリカ名詩選」ウィリアム・カレン・ブライアント)
・【対談】実在論と数学の結合は西欧に固有のこと/「無限」をめぐるさまざまの対話(「人間と数学」赤摂也・吉田夏彦)
・【物語】平安の衣(「20世紀アメリカ短篇選【上】」オー・ヘンリー)

2024/2/17(土)
・【詩】『心中宵庚甲』/夏/父の顔(高村光太郎)
・【レポート】ケララ/中村屋本店二階 ルパ/GOMES'S CURRY(「東京カレー食べつくしガイド104/380店」小野員裕)
・【物語】お宮が花(室戸市)/おんばさま(室戸市)/祖谷の源内さん(三好郡)四国の昔ばなし

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)

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