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クリエイティブになるための読書(52週目)

52週といえば、一年かぁ。まだ全然、物語が生まれない。詩はちょっと生まれたし、詩を摂取することで、短歌には活きてきそうな感覚は少しある。物語も構成要素、仕掛けが見えることがあって、あぁ、これが創作に生きるのかな、と思わなくもない。ただの気のせいかもしれない。ま、あまり肩肘張らずに続けたい。


クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越しをして、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて、消化中。時々、古書店で手に入れた本を混ぜながら。

当日、読む作品を選んでから読み終わるまで30分弱。最短で10分、最長でも1時間弱。毎日続けることなので、できるだけ時間はかけない。

感想

ポーの『アナベル・リー』で、初めて、翻訳詩より英語の原文のほうが ”詩” らしい、と思った。

評論

落合信彦『もっともっとアメリカ』、時代を経ても、結構、真を突いてる。まだ、ソニーや松下電工がアメリカに進出した頃、ビデオテープ、ケーブルテレビがどうこういう時代だけど、映像コンテンツの囲い込み方、利用者の使い方、今見ても、古びてない。

物語

国内旅、どこかの土産物屋で購入したはずの「昔むかしのこわい話」を読了。

実績

太字は、特に気になったもの、気に入ったもの

2024/3/11(月)
・【詩】小笠原桑/谷川の大うなぎ(「新しい小笠原の唄」)松木政雄
・【評論】出費について(「ベーコン随想集」)ベーコン 渡辺義雄訳
・【物語】心が二つある大きな川(一)(ヘミングウェイ短編集(一))ヘミングウェイ/大久保康雄訳

2024/3/12(火)
・【詩】アナベル・リー(「アメリカ名詩選」)エドガー・アラン・ポー
・【評論】ハリウッド・バブル(「もっともっとアメリカ」)落合信彦
・【物語】手(「20世紀アメリカ短篇選【上】」)シャーウッド・アンダソン

2024/3/13(水)
・【詩】ひめ谷わたり/ゴキブリゴリさん/ギンネムと山羊/ギンネムの唄(「新しい小笠原の唄」)松木政雄
・【対談】今世紀数学全体が統一され収斂したこと(「人間と数学」)赤摂也・吉田夏彦
・【物語】挫けぬ男(ヘミングウェイ短編集(一))ヘミングウェイ/大久保康雄訳

2024/3/14(木)
・【詩】おだまき(「アメリカ名詩選」)ジョーンズ・ヴェリー
・【対談】本来の神道/ムスビの意味(「日本人のこころと神道」)白井永二・工藤伊豆・上田賢治・薗田稔
・【物語】ぬれ女と牛鬼/青ずきん/下駄のおばけ/おつなの首(昔むかしのこわい話)

2024/3/15(金)
・【詩】見附のみどりに(「現代詩の鑑賞101」)荒川洋治
・【エッセイ】ガラス玉遊戯(「東京カレー食べつくしガイド104/380店」)小野員裕
・【物語】大ウナギのたたり/お岩のたたり(昔むかしのこわい話)

これまで読んだリスト

(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。