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【映画】 Grease 2

夏のニューヨークは野外映画イベントがそこかしこで行われていて、映画を外で観れるという開放感と、お金を払わずに楽しめる(ただのケチ笑)ということで映画好きとしてはこれはもう制覇する勢いで観るしかない!と思い立ち自分の時間と距離が許せる範囲で見に行っている。

先日ブライアントパーク(Bryant Park)にてGrease 2を観たので、映画の内容や感想、ブライアントパークで映画を観る際に気になったことなどまとめておく。

Grease 2 について

あらすじ

前作から2年後の1961年9月、新学期が始まったライデル高校にイギリスからマイケルという青年が転校してくる。マイケルは早速、学校内のレディース・グループ「ピンク・レディーズ」のリーダーのステファニーに一目惚れするが、彼女はマイケルのような優等生タイプには興味がなく、全く彼を相手にしない。
彼女の理想の恋人がクール・ライダーであることを知ったマイケルはクール・ライダーになるべく、アルバイトでお金を溜めてバイクを購入、秘かに運転を練習をする。数日後、男子生徒のグループ「T・バーズ」が敵対するバルミュードのグループと一触即発になった時、黒ヘルメットに黒レザーのライダーが出現し、素晴らしい腕前を披露する。ステファニーはたちまちそのライダーに恋をする。
その後、学校でレビュー・ショーが開かれ、ピンク・レディーズとT・バーズが優勝したが、例のライダーがいないため、ステファニーだけは表情が浮かない。そこへ、バルミュード一味のバイク軍団が現れて大暴れする。その時、例のライダーが出現、バルミュード一味をやっつける。そして、ライダーはヘルメットを外す。その正体はマイケルだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/グリース2

感想

第1作目が有名なだけに、2作目はかなり評判が悪いと事前に友達から聞いていたが、たしかにその意見に納得の内容だった。ミュージカル映画なのでしょうがないが、歌が入る時が唐突すぎておお、このタイミングで歌い始めるのか、と少し気持ちが追いつかなかった部分が多かった。歌も全体的に長い印象を受け、わたし自身歌の途中で飽きてしまうことも多かったように思う。それぞれの曲のコンセプトもかなりバラバラで、全体的にごちゃごちゃしているのが観ている側的にはわかりづらさにつながるのかもしれないと思った。その時代を反映していることもあり、割と最近しか生きていない身としては、魅力が感じづらいところも多々あった。

マイケル役のマックスウェル・コールフィールド(Maxwell Caulfield)がとにかくイケメンなので目の保養である笑。不良少女のステファニーに恋してバイクに乗る練習とかしちゃうあたりが健気で可愛い。
映画全体を通して使われている衣装がザ・80年代という感じで観ていて楽しい。カラフルで明るい衣装づかいは観ていて元気が出る。


ブライアントパークで映画を観る際に気になったこと

・土地柄しょうがないといえばそうなのだが、ニューヨークのど真ん中なので時折大音量で音楽を鳴らしながら走ってくる車やバイクなどの音が気になる。

・この日だけかもしれないが、機材の調子が悪く映像が止まったり、早送りになってしまうことがあった。これはスタッフに頑張ってもらいたい。

・ブライアントパーク自体がそこまで大きくないので、スクリーンが小さかった。映画鑑賞する分には問題はないが、欲を言えば大きい画面で観たい。また、狭いパークにたくさんの人がおしかけるのでかなりつめつめ状態だった。


まとめ

ニューヨークのど真ん中でニューヨーカーたちと肩を並べあいながら観るっていうのがもう楽しい。映画の内容には少しがっかりだったがまあそんなことも一夏の思い出としておく。


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