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NとS / コーヒーが出てくるマンガ

学生の頃はたくさんマンガを読んでいましたが、社会人になってからはガクッと読むマンガの数も減り、、、ここ数年でまた増えてきた感じがあります。

そんな中で、最近読んでいるマンガを紹介します。

金田一蓮十郎さん

この記事で紹介するのは、金田一蓮十郎さんの「NとS」という作品。

直近の話題としては、金田一蓮十郎さん原作の「ライアーxライアー」が(実写でと言ったらいいのか)劇場公開になったので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

原作はこちらですね。1巻がkindleでは無料で読めるようです。


金田一蓮十郎さんの作品は僕が高校生の頃知りまして、個人的には初めて"ギャグマンガにはまった"枠になる作品でした。


その後は金田一蓮十郎さんの作品をいくつか読んで、しばらく読んでいなかったのですが、おととし、"NとS"に出会いました。

関西に住み始めたころ"NとS"を読み始めた

結婚、転職、関西に転居してきて生活が落ち着いてきたタイミングで、なんとなくマンガを新しく読みたいなと思っていたところにTwitter上で見たんだと思います。

kindleで買って、なんとなく読んでみたら面白くて。
そして最近最新刊の4巻が発売されたので、また1巻から読み返していました。

(こちらもkindleなら無料で1巻が読めるようです)

自然な表現でコーヒーが出てくる

主人公がコーヒー屋でバイトをしているので、作中では頻繁にコーヒーが出てきますが、作品としてはコーヒーが主張しすぎていなくていいなと思っていました。

というのも、なんとなくコーヒー好きからすると、コーヒーを題材にした漫画や映画、小説などでコーヒーの表現について引っかかることがありました。たぶん、スポーツや仕事、自分が深くかかわるジャンルを扱った作品で、ストーリーとは大きく関係がない部分、だけど大事な部分で引っかかってしまうこと、多くの人があると思います。

作家さんも専門ではない部分の描き方、苦労されていることと思います。

そのあたり踏まえて、この"NとS"はバランスよく読めています。コーヒーが自然においしそう。かつ、作品のストーリーがおもしろくて先が気になる。

端々で出てくるさらっとした考え方が好み

コーヒーに関する好みでも、深煎りベースのおいしいコーヒーを出している店と、浅煎りベースの自分の店を比較して、お客さんの好みが深煎りだったらそちらの店の方が好きと言われても仕方ないかも、とか。

コーヒーに限らず、2巻に出てきた創作作品に対する考え方が自然に感じて、自分好みでよかったです。以下に引用↓

"いい作品だけを見ていては何がダメなのかなかなか気づけませんし
逆に自分にとっては駄作でも 他の誰かにとっては良作だったりします
何が どこが どの層に届いているのか ・・・
そこを考えるのも作品作りに活かせると思いますよ。"
NとS 2巻より引用

light up coffeeさんを取材していた

最近4巻が出たので1巻から読み返していたと書きましたが、その際にちょっとした感動がありました。2巻にスペシャルサンクスの記載があって、light up coffeeさんが書かれていたのです。

僕がいくつか記事にしているlight up coffeeさんです。

確認したら金田一蓮十郎さんのご本人がツイッターでもそのことに触れていました。

違うジャンルの自分の好きなものが思わぬ形でつながると感動しますね。


今回書いてみたかったのはこんな感じ。

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