こんにちは、のじです！

2023年9月に3週間、大学の短期留学プログラムでカナダに行ってきました。サスカチュワンというカナダのど真ん中にある州のレジャイナという都市に行きました。カナダと言われてイメージするバンクーバーやトロントとは異なり、自然豊かな都市です。中心部に行けばそれなりに大きいショッピングセンターはあるものの、夜8時で閉まってしまうような感じです。

今回は3週間の短期留学について振り返ってみようと思います。いろいろ思い出して書いていたら長くなってしまったので、No.1とNo.2に分けます。

①なぜカナダにしたのか

色々なプログラムがある中で、カナダを選んだのにはいくつかの理由があります。

まずは英語圏に行きたい！という思いです。東南アジアに旅行で行ったことはありますが、英語圏の国には行ったことがなかったので、英語が好きな自分としてはちゃんと英語が公用語として話されている国に行きたいという願望がありました。

皆さんそれぞれカナダに対してのイメージがあると思いますが、僕は「多文化社会」というイメージが強くありました。多様な民族的背景を持つカナダに興味がありましたし、3週間の滞在の中で異なるバックグラウンドを持つ人と話せるチャンスがたくさんあるのではないかと思い、カナダにしました。あとそんなに強い理由ではありませんが、カナダでは英語とフランス語が公用語になっていることも1つのきっかけです。大学1年生の時にフランス語を勉強していたというのもあって、フランス語も少し触れられたらいいなという思いもありました。

②カナダで何をしたのか　ーー大学編ーー

これは語学研修のプログラムだったので、基本的にはずっと英語の授業を受けていました。もちろん文法のようなこともやったし、カナダの歴史や文化について学ぶ授業もありました。最後の週には筆記テストやプレゼンテーションのテストもありました。自分の大学以外からも学生が集い、日本人約70名がレベルに応じてクラス分けされて授業を受けました。

3週間の留学といっても、非常に高額な費用がかかります。親に高い費用を払ってもらってカナダに行くわけだから、ガチで英語を勉強したいという思いでカナダへ行きました。しかし！短期のプログラムということもあって、観光のようなつもりで来た人もたくさんいました。宿題を全くやらなかったり、テストで低い点をとったことを自慢し合うような人もいて、英語を真剣に勉強したい自分からしてあまりいい環境ではありませんでした。そのギャップにはとても苦労したし、何のためにここに来たのだろうという思いでいっぱいでした。夜に現地の学生が企画してくれたイベントもありましたが、嫌気がさして途中から行くのをやめたりしました。イベントといっても、日本人約70人に対して現地の学生が多くても4人くらいでゲームをするみたいな。最初の指示は英語でされても、結局ゲームが始まったら日本語でコミュニケーションを取るわけだし、わざわざそれをカナダに来てまでやる理由があるのかと強く思ってしまいました。固く考えず楽しめば良かったと思うこともありますが、カナダに行ってもっと英語を勉強したいと思った自分はイベントに参加するよりも、一人で英語を勉強してた方がいいと考えて行動していました。

周りとの意識のギャップに悩んでいましたが、実際クラスのみんなよりも英語が話せたので、担任の先生には目をかけてもらえました。英語が苦手な人に合わせた授業内容・ペースだったので、先生も僕が物足りないことを理解していました。自分のクラスは人数が奇数だったので、ペアワークする時は僕が先生とペアになって練習できるようにしてくれたし、授業終わった後もたくさん話を聞いてもらえました。歴史に興味があると話をしたら、「オッペンハイマー」という映画知ってる？と言われました。オッペンハイマーとは、太平洋戦争中に日本へ投下された原爆を発明した物理学者のことです。オッペンハイマーが主人公の映画がちょうど公開されていて、日本では公開するのが難しそうだし、カナダで見ていけば？と先生が提案してくれたので見に行ってきました。オッペンハイマーは物理学者なので映画内でバンバン専門用語が出てくるし、もちろん字幕はないしでほとんど内容は分かりませんでした。でも先生が大学から映画館まで車で送ってくれたり、一番サイズで注文したはずのポップコーンがめっちゃ大きかったり、とてもいい経験でした。話が逸れますが、オッペンハイマーは今日本で上映されているようですね。先生が日本で上映するのは難しいんじゃない？っていう話をしてて、自分もそうだと思っていたのでびっくりでした。ちょうど日本を出国するタイミングで上映が開始されてしまい、まだ日本語で見れていません。10月に帰るけど、それまでやってたらいいんですけど。

話がだいぶ逸れてしまいました。短期留学の話に戻ります。カナダに行ったのは9月でしたが、予想以上に寒かったです。厚着を持っていかなかったので、朝と夜は本当に地獄でした笑。朝は本当に寒いです。3食は大学のカフェテリアで食べるのですが、朝食堂まで移動する時がすごく寒い。どんなに睡眠不足でも目が覚めます。寒すぎて、大学の名前が入った暖かいパーカーを買いました。また、日本と比べて非常に乾燥しているのもあって、喉や鼻の調子が良くなかったです。冒頭にも書いたように、このプログラムには約70人くらいの日本人が参加しましたが、ピーク時には半分くらいの人が体調不良で部屋で寝込んでいました。自分もそれに漏れることなく体調を崩し、4日間寝込んでいました。カナダに来たのに！3週間しかないのに！なぜ自分は今ベッドの上で寝ているのだろうというだけど、身体が気持ちに追いつかない感覚でした。結局ただの風邪だったと思いますが、あの4日間は辛かったです。

授業は月曜日から金曜日までで、週末は大学が企画してくれたアクティビティやフリーの時間でした。そのことについては「短期留学 in Canada --No.2」で書こうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！