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ある映画を見てトランスジェンダーについて考えさせられました。

「彼らが本気で編むときは、」

1.内容紹介

トランスジェンダーのリンコと育児放棄された少女トモ、リンコの恋人でトモの叔父のマキオが織り成す奇妙な共同生活を描いた人間ドラマ。11歳の女の子トモは、母親のヒロミと2人暮らし。ところがある日、ヒロミが育児放棄して家を出てしまう。ひとりぼっちになったトモが叔父マキオの家を訪ねると、マキオは美しい恋人リンコと暮らしていた。元男性であるリンコは、老人ホームで介護士として働いている。母親よりも自分に愛情を注いでくれるリンコに、戸惑いを隠しきれないトモだったが……。(映画.comより要約引用)

2.感想

見終わった後に感じた事は、このような人たちがいることを当たり前に受け入れることのできる社会になって欲しいということです。性同一性障害であるとかそういうことではなく、自分がありたい姿で生きていくことのできる社会になってほしいと言うことです。「周りに合わせて自分を偽り、1人孤独に苦しむ」そんな人がいない世の中になってほしいです。

例えば、皆さんはどの性を愛しますか?映画に出てきた叔父のマキオは、もともと(生物的な)女性を愛する人でした。マキオはリンコさんが(生物的な)女性であると勘違いして愛する心を抱きました。しかし、マキオはリンコさんが(生物的な)男性であると知った後でも、リンコさんのことを愛し続けます。愛とはどのようなものなのか、新しい感覚を持ちました。

母親の一時的な育児放棄を受けた小学生のトモは、リンコさんとの出会いにより、大きく成長していきます。
クラスメイトの男の子が、「僕は6年生の〇〇くんが好きなんだ。」と言った時、トモは「気持ち悪い」と思いました。しかし、ある大人にリンコさんのことを「おかしな人」と言われた時、トモは必死で抵抗しました。このシーンには私も心を痛めました。

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