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心蝕む詩

途方もない人生を眺めている。
「あとどれくらい、あと、どれくらい?」

持て余した、
残りの人生が溢れる様子を、
ただ見守るだけ。

不安を紛らわす現実逃避も、
容赦なく陽はまた昇るから。

残酷な世界だ、独りになれない。
強い意志も、僕には足りない。

この目に映る全ての出来事が、
フィクションだったら、空虚な日々に。

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