見出し画像

Xデザイン学校マスターコース #4

先週土曜日はXデザイン学校マスターコース4回目でした。

前回は「カスタマープロブレムの確認」でクライアントの課題を再確認し、それを元に今回は「ビジネスモデル設計」を行う回でした。

それまでの間に、私たちのグループは2回のグループ内MTGを行い、さらに鳥谷さんと小山さんとで「ビザスク」という、専門家やそれに詳しい人に相談できる有料サービスを利用し、前回立てた課題が実際にターゲットと想定している業界にあるか、また、その課題に対し私たちが検討しているサービスが有効そうかどうかを質問しました。

ビザスクって便利

なんでビザスクを利用したかというと、私たちが立てた課題に対し、本当にそれを課題を思っているユーザーがいるかどうかを、市場調査しようと思ったのですが、ぶっちゃけどこに調査に行ったらいいかわからず、それならこういうサービスがあるから一度使ってみようと思ったから。

私たちが立てた課題は何かというと、社会問題からスタートしています。

社会問題としては「雇用の人材不足」から「外国人雇用の誘致」に力を入れていること、ユーザーの課題としては「仕事をしに(技術を習得しに)来た外国人が、日本で過ごしてると母国に帰りたくなるのではないか、もしくは日本で快適に過ごしてもらうにはどうしたらいいか、ということを課題としました。

で、それに対しクライアントさんが持っているアセットで解決できそうなことはないか、と考えて出たのが「日本に働きに来ている(技術を学びに来ている)外国人の人がホームシックにならないよう(日本で快適に過ごせるよう)、母国のご飯を提供するサービス」を思いつきました。

これは、クライアントが持っているアセットとして、海外に自社の商品を浸透させているノウハウ(カレーを海外に浸透させた)に着目し出てきたサービスです。

(今回の落とし穴は恐らくここ。ここの着眼点にまだまだ修行が必要)

どういうことかというと、私も一度1ヶ月くらい海外にいた時、向こうの食事にすぐに飽きてしまい、結構スーパーで食品を買って自分で日本料理を作って食べていたことがあり、観光旅行できているならまだしも、仕事できている人は、別に日本を堪能したくて来ているのではなく、働くために仕方なく来ているから、家に帰れば母国のご飯が食べたいのではないか、と思ったのです。で、クライアントは海外で海外現地向けの中食を作っているので、それをそのまま日本向けに売ればいいのでは?と思ったのでした。

なので、最初はそういった海外からの就労者を募集している企業の社員食堂に、オフィスグリコ的に母国の味の中食を提供するようなサービスにしてはどうか、という話もあったのですが、それならホテルとかの方が需要がありそう、という佐藤さんからの意見により、ホテルで海外旅行者向けの食事で提供するのはどうか。ビジネスホテルにもある朝食向けに提供してはどうか?となって、今回その業界の人にそういったニーズについて質問をしたのでした。

ふー、長いですね。

私たちの右往左往ぶりが見て取れたと思います(笑)

ビザスクを利用してみた感想としては、その業界の話を聞くことは難しいから、それができるのはとても便利だ、ということ。

ただ、質問の仕方にはセンスがいるなと感じました。ビジネスインタビューにしても、その中でどこに着目するか、そのセンスは、佐藤さん曰く「世間を広く知っている必要がある、とのこと。

私たちはまだまだ、自分たちの目の前の範囲の中だけでしかピボットできていないと感じました。

とりあえず、なんとなく次回までにクライアントに見てもらえるサービスはできそうですが、うーん、誰でも思いつこうと思えば思いつける、まだまだ意外性も面白みもないアイデアだなーと感じています・・・w

着眼点について

着眼点について、浅野先生から少しだけご意見をいただいたのでコソッと共有しますと「一番得意とすることを捨てるんだよ」とのことでした。

「一番得意なこと」=「一番捨てられない重しみたいなもの」

それがある限り、革新的なピボットはできないと。

さて、クライアントの一番得意なことってなんだろう?

次回はクライアントに向けて中間発表!少しでも興味を持ってもらえるよう、時間は少ないけど頑張るぞ!

日々ラーメンを食べることができたらそれだけで幸せです。