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『幸福授業』

三面記事にも載らないちょっとしたニュースを。
今週の四面記事。(2018.10.17)


インドのデリーにある中学校で新たな科目が追加されたというニュースを見ました。

その科目は「幸福」。
幸せについて学ぶ!?
日本で言うところの道徳のような授業かと思いきや、インドの「幸福」では、読み聞かせや瞑想など、生徒のメンタル部分にフォーカスしているそうです。
背景にあるのは、インドの学歴社会。勉強へのプレッシャーが原因で、ストレスや不安、さらには鬱病を抱える子どもが増えているのだそう。

ということでした。
ちなみに、『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』
という本では、以下の7つが重要だと語られています。

1 ハピネス・アドバンテージ
「幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす」
多くの人は、「成功」の後に「幸福」がやって来るものだと考えていますが、実はその順番ではない。
実は、幸福だから成功するという、逆の順番なのです。
2 心のレバレッジ化
自分はできるという感情(筆者はこれを「マインドセット」と呼んでいる)が重要。
3 テトリス効果
テトリス中毒になると、すべてがテトリスブロックに見えてくる。
実は人間の幸と不幸も同じなのだそうです。
幸福を見ようと思うと、すべてが幸福に見えるし、ネガティブを探すと、すべてがネガティブに見えてしまう。
4 再起力
失敗したときに、立ち上がる力です。
何かつらい出来事があったとき、そこから回復した人は、精神的に大きく成長するそうです。
5 ゾロ・サークル
幸福になる上で大切なのは「コントロール感」。
物事を自分でコントロールできているという感覚です。
人は、目標が高すぎると達成の意欲をなくしてしまいます。
でも、少し難しい程度なら、なんとかなります。
30点から50点くらいなら、努力すれば達成できそうですね。
6 20秒ルール
スマホ依存をやめたいなら、スマホを物理的に遠ざけ、触るのに20秒以上かかる場所に置いてしまいましょう。
反対に、単語を覚えるという習慣を身につけたいのなら、普段から手の届く場所に単語帳を置いておき、いつでも手に取れるようにしておくのです。
7 ソーシャルへの投資
孤独は、病気と同じくらい健康を害します。
本書では、心的外傷があったとき、感情面での支えが得られた人は、回復が早かったという実験結果が示されています。
普段から周囲の人との関係性をつくり、手をつなぐことが幸福につながるのです。


ということは、幸福の授業でこの本を読み聞かせれば、効果も2倍なのでは?!
日本でもこういう授業が増えると楽しいですよね。


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