43作目
2024年4月19日「あまろっく」を鑑賞
☆☆☆☆

リストラされたエリート娘に年下の母親ができる

能天気な父親に呆れながら育ったエリートの娘。
超しごできなキャリアウーマンだったが、
パワハラじみた発言やらでリストラされてしまう。
母親は学生時代に死去、能天気な父親だけが待つ実家に帰る。
しばらくして父親が再婚。相手は二十歳で、自分よりも20歳近く
年下の母親ができてしまう。

「家族」とは何かを描いた作品。
何をもってして家族と呼ぶのか、どこから家族ではないのか、
父親は早めに退場してしまうが、全く血縁関係のない母親と、
どうやって家族になっていくのか、父親の秘密が明かされ、
父親がただの昼行灯ではないことがわかっていく。

関西キャストにこだわるだけでなく、
演技の上手い俳優陣をしっかりと起用していて、
入り込める作品だった。