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Vol15. フォーメーション

私の仕事そのものは、下記の投稿で紹介しました。


ここで敢えて「会社」ではなく「チーム」と言う表現をしているのには

理由があると書きました。


今日はそれを深掘りします。


これにはテクニカルな側面と本質的な部分があり

まず前者では、対象アセットを買うにあたって

アセットを買う用の箱(SPVなどと言います)を作ったりします。


アセットAを保有するためのSPVを準備、

他の投資家が参画する場合は、SPVのパートナー(LPなどと言う)になってもらい

Aの運営から得られる収益をフェアに分配する仕組みを整える訳です。

従って、アセット・ポートフォリオ毎に「会社」が異なるのは

別に不思議な事ではありません。


続いて、より本質的な話。

うちのチームの場合、そもそも異なるバックグラウンドを持つ各人が

プロジェクト毎にジョイントして活動しています。


ファミリーオフィスのメンバーもいれば

ブロックチェーンの領域で活動しているヤツもいるし

商業施設のようにクラシックなアセット運営を得意とするのもいる。

私は以前にも紹介した通り、

金融 x テックのBizソリューションを提供するのが得意です。

これらがプロジェクトに向かって都度、有機的に繋がるイメージです。

私はこれを「フォーメーション」と言う言葉で呼んでいます。


プロジェクトの実現に向けて

専門領域を持つ “職人” たちが 手を携えて、

アイデアを出し合って、それこそブリコラージュして

既存の枠組みでは提供できなかった価値を創造していく様は

正にアウフヘーベンへのチャレンジ、

柔軟なチームづくりこそが、創造の源泉だと確信しています。


では、どうすれば有機的な繋がりを築いていけるのでしょうか?


この課題こそ、私が10年かけて実践してきたコア・コンピタンスです。

次回以降で解説していきます。


*******Disclaimer*******
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