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本をいっぱい読もう!

なんか本ばっか読んでいるな。
読書は好きだ。好きだと思う。他のことより多くやっているから、たぶん好きなんだろう。半分くらいはコレクションの気持ちで買って、本棚に並べて喜んだりしている。読んだ本しか本棚に並べないと決めているから、喜びに向けて読まないといけない。

なんとなく本を読んでいると安心する。完全な正解ではないかもしれないが、とりあえず今本を読んでいるのは間違っていないような気がしてくる。現代人は無駄を嫌う。いや僕は無駄を嫌う、無駄が怖い。自分にとって読書は祈りに近い。

最近はもっぱらエッセイを読んでいる。かの赤瀬川原平を中心に、他には坂口恭平とかを読んでいた。世の中のちょっと面白い人だ。そんな人たちが何を考えて生きているのかに興味がある。

人生というものがあるらしい。僕らはみんな人生の上を歩いていて、みんないつか死んで終わるらしい。何をしていても最後は終わる、「生きる」という事の意味を規定していたのは宗教だったのだろう。ただ人は宗教を失ってしまった。だから僕らには虚無感がある。

こうした問題の一つの解決策は、それを忘れるぐらい何かに熱中することだ。よく聞くし、実際何かに熱中しているうちに人生が終わるのであればそれは幸せだろう。ただそれはあくまで問題から目を背けているだけで、答えになっているわけではない。さらに悪いことには熱中もせずに目を背けている人たちもいる。

というわけで、回答はないのかもしれないが、面白い人たちがその問題をどう咀嚼しているのか、それが気になっている。やはり宗教しか勝たん。

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