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とりあえずビール的な

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とりあえず読んでもらいたい記事をまとめてみました。 稚拙ですが何卒。
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記事一覧

Nikki!? w/Chaos

2023/06/17 喫茶店でバイトをしている。 モーニングの時間、初めて見るおじさんが来店。登山でもしてきたような格好だ。しかしここは都会、山などない。わたしの頭にはクエスチョンマークが浮かぶ。 ただそこはバイト歴1年、当たり前だが平静を装い 「いらっしゃいませ。お冷失礼します。」 と声をかける。 ところで少し脱線するが、 お冷が「失礼する」ってなんだ?なんか日本語変じゃない?と思い調べた。 「お冷失礼します」と言う文はわりと使われているようだ、と言うことしか分からなかっ

言葉についてのエッセイ的なもの

「as if 神殿」な大学のデカ図書館に籠り、書を読み漁る。 いわゆる学術書に分類される本の中にも出来損ない(追伸 著者の皆様 ごめんなさい)みたいなのが多々あり、よくもまぁこんな中身も根拠も無い本が発行できるなと心の中で毒付いてみせる。 全てを鵜呑みにするのではなく、「これは根拠が明確で筋の通った主張だ」とか「こちらは浅識で、この部分の根拠が弱いな」とか、そういうふうに批判的な読書ができるようになっている。大学生としての成長を実感する。 ふと顔を上げると窓の外は暗い。灰色

祝日授業日、通常運転

祝日。静まり返る街を背に、仕方なく動く足は私を大学へと運ぶ。 風を切ってすごい速さで歩くおばさんを横目に、意識は伸びかけの前髪へ。 そういえば、お肌ツヤツヤで「The 美」な先生との面談があるからマスクを持参するつもりが忘れた。ルッキズムに毒されたコンプレックスが疼く。本当にもう毒されすぎている、辞めよう辞めよう。 いつまでも青春を忘れないおじさんが、「今んとこはまぁそんな感じなんだ〜」と歌うのを聴いていたら無事乗り換え地点へと到着。まぁそんな感じ。 次にフリッパーズギ

夏の暖房 分かり合えない私たち

驚いたことに、エアコンとの意思疎通ができておらず、部屋には暖房が付いていた。 古川日出男の『MUSIC』を読んでいたが、ふと違和感に気づく。 窓を開けると外が涼しい という夏には不似合いな体験をしつつ、眠れなくなったので記事を書くに思い当たった。 早いことに、8月も後半となった。 夏休みが始まれば、noteたくさん更新できるかも、などと思っていたが現実はそうは行かず。 面白いことに忙しくなかなか更新できなかった。 文章力を求め、また、何気ない日々を少し誰かと共有したい と思

未来の話 愛するためには努力と知性が必要らしい

ここ数日、家に引き篭もることしか出来ないが故に感じる虚しさや罪悪感を誤魔化すために毎日noteを書いている。 昨日とても好きなドラマを見つけた。『À Table!〜歴史のレシピを作って食べる〜』と言うドラマ。 似通った空気感を持つ主人公夫婦が、一緒にお買い物をして、お料理を作って、食べて、晩酌をする。穏やかに流れる日々の記録みたいなドラマですぐに大好きになった。 夕食時のワインは代わりばんこで選ぶのが2人のルールで、 「本日は〇〇のワインをご用意しました〜」 「おっありがと

予測不能な旅、音楽の謎と魅力

「君がそばに居てくれないと困るのに」と言いたくない 本日も休憩がてらに書いてみよう。 今日は朝から、将来のこと・今やりたいこと・それにつながる学びとは何なのか、などいろんなことを考えて疲れてしまった。 「なんか疲れてしまった」という歌詞で始まるPanorama Panama Townの「Black Chocolate」という楽曲がある。 この曲を初めて聴いた時、 「君がそばにいてくれないと困るのに」という歌詞にはあまり共感したくないと思った。 共感されたいが為に作ってる

とある日の所感 カネコアヤノのライブ

2023/06/28 〈筋トレ〉 水曜日は全休。 今月からジムに通い始めた。全休の水曜と、休日日曜日。筋トレ初心者にありがちな、「肩と腰を使ってしまう」を体感しながら、使いたい筋肉を意識して鍛える。 人は裏切るが筋トレ(筋肉)は裏切らないらしいので、早く信頼関係を気付きたいと思う。 筋トレ後に眠たくなりすぎるので、母の勧めでBCAAとやらを摂取した。というか、買っていただいた。そして飲んだ。 BCAAを摂取すると、激しい運動によって引き起こされる筋損傷・筋肉痛、疲労感に効

6月5日(月)の所感 7時25分現在

大学が遠いこと、朝はのんびり準備したい(と言うかテキパキできない)ことから、日々5時台に起きている。 ところが最近は、目覚ましが鳴る前、4時台に目が覚める。どこぞのばあちゃんや。 今日も今日とて、4時30分に目が覚めた。 30分ほどダラダラして、朝の準備を始めた。 もうアイスコーヒーの時期だなと思い、昨日準備しておいた水出しアイスコーヒーをグラスに注ぐ。朝ごはんを食べて、その他諸々準備を終えた。 今日のトップスは赤い古着のポロシャツで、白いラインが入っていた。ラインの色に

サマー・ハイ

 最終試験を終え(何千字と言う最終レポートが幾つか残されてはいるものの)夏休みが始まった。そんな今、夏のムシムシとした空気と少し散らかった部屋とは正反対に、私の心は開放感で満ち溢れていた。  毎週投稿がかなり続いていたnoteだが、ここ数週間の忙しさでそれも途絶えてしまった。  良いことと悪いことが半々くらいで起こった。音楽に幾つかの思い出が付加された。共感できる歌詞が増えた。  それらを早くnoteに書きたいとウズウズしていたのだが、いざ書き始めてみるとなかなか進まない

記憶の行方

──前書き── 3年ほど前に書いた文章が出てきた。 読み返すと、かなり今の自分にも刺さったのでここに残したいと思う。 ──記憶の行方── 2020年、6月20日。 6:00am 起床。 顔を洗って歯を磨く。 コップいっぱいの水をぐいっと飲み干すと、 少し頭がすっきりとして、1ヶ月前に逝ってしまった愛おしいフワフワのことを思い出した。いつか自分が死んだ時、会えるだろうか。 亡くなってしまった大好きな存在には、自分が生き抜いた最期に会えると信じているけど、なんの確証もない。ただ

しがない大学生の一日、観た映画の記録。

午前5時30分、いつも通り起床し、準備をする。 7時少し前、家を出る。最寄り駅まで歩く。 駅に到着し、電車が運転を見合わせていることを知る。 しばらく待ったが、運行の再開にはまだ時間がかかりそうだったので登校断念。通勤通学のため、別ルートを模索する人や運行再開を待つ人に脱帽。雨が降っていた。 最寄り駅にいつもいる猫を探す。見つからず帰宅。 課題を少しやる。我に返る前に、言葉を返す。 ぼーっとしていたら午前は溶けた。 今日を生きるために映画を観ることにした。『海へ行くつも

愛するバンドの話 戯言

好きなバンドがいる。特別なバンド。 彼らにはでかいステージに立って欲しいし、彼らの音楽を届け続けて欲しいと思っている。ずっと思っている。 でも、そのバンドには小さい箱が似合うと言う人もいる。その気持ちもわかる。実際でかいライブハウスのチケットは売り切れない。 最近は、小さいライブハウスでのライブチケットさえ売り切れない。 彼らは小さい箱で、数十分の出番のライブにばかりでている。 数字だけではないが、結局数字が伴わないと続けていけない世界なんじゃないかと思う。 約三年前、いろ

尊厳を失った食堂カレーへの冒涜

私はわかっていた。 遅くも速くもなってしまわないよう、一定の速度を保ちながら思っていた。 ほんの気持ちばかりかけられた具のないルーと、溶けることができず申し訳なさそうなチーズ。水分を多く含み、尊厳を失った米。 (これは厳しい。) 小 / 中 / 大 と展開されている中で、小を選んだのは、紛れもなく少食だからだ。わたしは、米少なめルー多めのカレーが好きだ。 それなのにも関わらず、食堂のおばちゃんAは、米多めルー極少のカレーを生み出した。 そして隣のおばちゃんBに怒り散らかし

紛れもなく生きているのに、死んでいるみたいな。

「色々なことから逃げ出したい期」なのか、音楽を聴いていないと落ち着かない。音楽を聴くことで、いわゆる現実逃避をしている。 一昨日、とても好きな曲を見つけた。sancribの《ブルーバレンタイン》という曲。すぐにダウンロードした。 サブスク黄金期、音楽がアルバム単位で聴かれることは少なくなったという。 確かに私も、アルバム単位ではなく楽曲単位で音楽を聴くことが多い。 今日、WANG GUNG BANDの《風を追いかけて》ばかり聴いていた。22時、また聴いた。 そこから続けて