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憧れの鍋

今日は急に寒いじゃないの。
「雨が降って気温が下がるよ」という天気予報が出た日でも、普段の私は油断しない。
「涼しそうだな」と思って長袖で出掛けると、蒸し蒸しした湿度で汗をかく、なんてことがよくある、湿度にとてつもなく弱い北海道育ちだからだ。
でも今日は本当に寒いじゃないの。

こんな日は鍋だ!と、買い置きしていたお気に入りの「魅惑の丸鶏清湯鍋用スープ」で豚バラ白菜鍋豆腐入りを作って食べた。

秋冬限定発売のこれ、おうちラーメンにもおすすめです。

お鍋は楽だしあたたまるし、寒い時期は頻繁にやるのだが、いつかやってみたい憧れのお鍋がある。

闇鍋。

闇鍋という存在は、子どもの頃に読んだ有田景先生のホラー漫画『笑って仲直り』という作品で知った。
いじめっ子といじめられっ子を誘って、一人の女の子が「闇鍋をしよう」と持ち掛けるお話。
女の子が三人集まったからって、
「やだー☆これマカロンじゃない?鍋つゆでふにゃふにゃー( ;ᯅ; )」
とか
「ちょっとチョコ入れたのだぁれー!スープ真っ黒で激甘なんですけどー!」
みたいなことは起こらない(女子会への偏見)。
ああ、確かにスイーツも入っていたのだけれど、それ以上にアレな人体のパーツが入っているお話なのだ。

闇鍋には何を入れてもいい。部屋を暗くして、みんなでなんだかわけのわからないものをつつき合うなんて、本当の友だちじゃないと出来ないロマンがあるじゃあないか。

いつか得体の知れない闇鍋を囲む日が来て欲しいものである。

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