自分に才能はないと落ち込んだ10年

自分の適職が知りたいと思いストレングスファインダーを受けた。

私は営業職を6年経験したが、思い入れの無い商品を売ること、営業ノルマがつらいこと、顧客の態度が怖すぎて恐怖に震えていたこと。とにかくもう営業はもう絶対にしないと心にきめている…。

私は営業職で自信も失ってしまい、育児も家事もボロボロ。
私って本当にダメな人間。仕事も育児も家事も出来ない。
そうやってこの10年間、落ち込んで生きてきた。

そんな私の得意な事って何なんだ？と思うようになり、再就職の前に自分の得意なことを知りたくて、ストレングスファインダーを受けた。

私の才能とは？

1．原点思考（思考力領域）
「原点思考」の資質が高い人は、過去について考えるのが好きです。歴史をたどることにより、現在を理解します。

▽資質が活かされる場面・仕事

2．調和性
「調和性」の資質が高い人は、意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。

3．収集心

「収集心」の資質が高い人は、収集や蓄積を必要とします。その対象には、情報、アイデア、人工物だけでなく、人間関係も含まれる場合があります。


4．運命思考
「運命思考」の資質が高い人は、あらゆる人や物事は互いに結び付いていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの意味が存在すると確信しています。
▽資質が活かされる場面・仕事

5．成長促進（人間関係力領域）
「成長促進」の資質が高い人は、他の人の持つ可能性を認識し、それを伸ばします。小さな進歩の兆候を見逃さず、成長の証に満足感を得ます。

▽資質が活かされる場面・仕事

ストレングスファインダーを受けて

営業に長けていると思う才能が全く無かった（笑）
HSPの私は、自分の長所（才能）が短所として使われているんじゃ無いか？とも感じた。

過去に縛られ行動出来なかったり。（原点思考）
情報を集めすぎてアウトプットできてなかったり（収集心）
調和を求めすぎて自分の本音が言えなかったり、分からなかったり（調和）
理想を求めすぎたり（運命思考）

私の大きな欠点は、考えすぎて行動しない事。

自分のやりたいことや使命とか、壮大なことに囚われすぎて行動出来ない。
私の考え方に問題があった。

私の才能は短所として使われていたんだな。

もっと早く自分の才能に気付いて、長所にしてあげたら良かった。
良いものを、間違った使い方をしていた…そんな気分だ。

自分の才能を活かすには？

まず、原点思考で後ろ向きな思考を、前向きにすること。
そのためには食事や運動、睡眠を見直しメンタルを上げなくてはならない。

こだわりすぎないこと。
理想ばかり語るのではなく、自分が大切にしたい考え方を明確にし、企業やすでにもう取り組んでいる会社に話を聞きに行ったり具体的に行動することだ。自分でどうにかしようとしないこと。憧れも理想も一度置いとこ。

完璧を捨てること。
完璧に仕上げてから、私の考えも価値観もバッチリがっちり固めてから行動しようとしないことだ。あいまいでいい、グレーでいい、人生はグラデーション。分からないまま進んでも良い。と思って行動しよ。

さあ、何をしよう？
とにかく行動出来ない私が（笑）今興味を示しているのは「教育」だ。
家を一週したら教育の本ばかりある。

子ども達の心理や、教育、知育などの本にとても引きつけられる。
自然と情報を集めている分野だ。

教育に興味があると言っても、保育士や教員になりたいのか？と言われるとそれは違う。

私は子ども達と「家庭でどう関われば良いか」というところに興味をもっているからだ。

家庭で子どもとどう関われば良いのか悩んで居る親御さんは多いと思う。
今はSNSで情報を集めたり、交流する時代だからこそ、顔も名前も知らないママ友みたいな感じで、育児世代のママやパパとつながり、育児情報などシェアできればいいなと思う。

いや。、思う。ではなく、行動します。（(^0^;)

仕事に関しては、まだ挑戦してみたいことは決まらない。

だが、ストレングスファインダーを参考にすることで、自分の才能や思考回路が良く理解できたし、自分の才能がまるっと短所として出ている事にも気付くことが出来た。

答えというのは、自分の外側に目を向けることが大事だと痛感した。
今回は、本から学びを得た。
そして、ずっとHSPだと思い込んでいては何も変わらない。
HSPという仲間を見つけるより、自分はHSPだという思い込みから外していくことが大事何かもしれない。

何事も決めつけないことだ。
きっと、今ストレングスファインダーで出てきた才能もまた何年か後には変わる。そう思って、もっと楽しく、柔軟に生きてみよう。

自分の才能が見事に短所として生きていたという話でした。