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メタデータ人工知能API賞は連想語関連語APIを活用した「ビンゴレベル」に

 この2017年暮れの授賞作品の次は、2018年12月、最新の表彰作です。

この回から、「メタデータ賞」を、標記の「メタデータ人工知能API賞」に改め、ハッカソンと連携して賞の位置づけ、意味を明示するようにいたしました。その趣旨にぴったり、メタデータ社APIとしては、「なに猫マッチング」に続き、2番目の、深層学習でビッグデータを学習させたAPIをつかった作品の授賞となりました。こんどは、自然言語処理です。Wikipedia全て、Yahoo知恵袋の1/3、国会議事録の全てを含む日本語文約3億の単語の並び、つながりを学習させて、入力された単語の類義語や連想語・関連語のベスト20を、関連度の数値(%)とともに出力するのが「連想語・関連語API」です。2016年にこのAPIの開発は完了していましたが、ついに受賞作が現れました。

 このページの中で、"メタデータ人工知能API賞" をctrl+Fで検索してください。次の授賞理由が出てまいります。

”ビンゴレベル みんなで作るレベル測定
 「連想語関連語」という本来、発想支援やコピーライティング支援等のためのAPIを、ゲームそれもビンゴという意外なものに応用した点が素晴らしいと思いました。ビンゴ作成を効率化するという課題自体も斬新で、これにより今の何倍ものビンゴが作られ、パーティーを盛り上げられるようになったらAPI提供者としては望外の幸せです。

副賞 BigEnterキー、弊社代表野村著「人工知能が変える仕事の未来」”

 標記の授賞記念写真で、受賞者森さんが右手に持っている黒地に白字でEnterと書かれたものは、縦20cm、横16cm、高さ8cmほどの巨大なEnterキーです。USB2.0接続で、ちゃんと使えます! 

 使い方は、まずは40秒コースのこちらをご覧ください:

こちらとかも:

https://youtu.be/zXI5lZLSkrU?t=180

箇条書きの文章を打ってますね。パソコンに向かって、つい猫背で仕事してしまう人は、改行コードをうつたびに、背筋をしゃんと伸ばして、ストレスを木目細かく解消しながら作業できるメリットがありそうです。フットペダル版にすれば、両手をホームポジションから動かさず、タイピングの速度と精度が上がりそうな気もします。

 素晴らしいソフトウェアやサービスのアイディアも、お遊びガジェットを使いこなすところから生まれてくるかもしれません。今後も類似のgearを副副賞として採用していこうかと思います。



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