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BRM103いってこい鷲羽山(R東京300km)

お正月にロングライド?ここ4年は毎年、松の内にブルベを少なくとも1本は走っているが、ブルベを始める2016年まではちょっと理解できない行動だ。普段からサイクリングを楽しんでいるなら、長期休暇くらいは別の事をしたり、ゆっくりと過ごせばいいのに、普段はできないようなサイクリングに精を出そうとする、趣味に嵌った人間の性が今年も出てしまった訳だ。今年はちょっと控えめに1月3日にR東京が開催する300kmのブルベに参加してみた。

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大晦日と元日は実家の近くでグラベルを満喫、2日の午後からBRM103に向けて自走で移動開始

今回は300kmのブルベで、姫路から牛窓を経由して倉敷へ行った後は折り返して姫路まで戻るコース。お題は「いってこい鷲羽山」という事で、折り返しにあたるフォトコントロールが鷲羽山。山とはいうものの、実際には瀬戸内海を見渡す展望台で、ほぼフラットなコースになっており、割と計画が立てやすいルートだろう。想定していた気温は0度~12度で、防風ジャケットは用意せず、裏起毛ジャージにウィンドベスト、ウィンドブレーカーの重ね着で明け方の寒さは凌ぐ作戦に。

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この前日には姫路スタートで200kmのブルベが開催されていた。連続して参加していた方もいたようだ。中にはそのままBRM104、BRM105と4連戦してそうな方も…。

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前日の移動で使っていたサドルバッグには輪行袋や靴が入っていたが、ブルベ中は全て駅のコインロッカーに預けた。翌日は通常通り出勤しなければならないので、大阪へ向かう電車があるうちにゴールしなければならない。

予想通りの冷え込みを感じるものの、市街地をすぐに抜け出す頃には身体も温まってきた。結局今回はウィンドブレーカーを着ていたのは最初の2時間だけ。それ以外はサンボルトのプレミアムサーモジャケットとウィンドベストで十分。商品カテゴリはジャケットだけれど、実際は裏起毛ジャージと同じ気心地でタイトに来ても圧迫感やゴワゴワした感じがないのでありがたい。さらに撥水が強力なのもナイス。

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通過チェックの鷲羽山。岡山県に入ったあたりで強烈な西風が吹いてきた。赤穂までは他の参加者と団子状態だったが、ここで大きく分断されたのかこれ以後は誰とも遭遇することなく一人旅に。

兵庫-岡山の瀬戸内海沿いを走った事がある方はわかると思うが、目的地へ行こうと思うと、自転車通行不可の県道があってなかなか上手くいかないのである。今回の主催はR東京であるが、代表であるT氏はこの辺りのご出身だそうで、こんな道があったのか!というルートで新鮮味があった。

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復路のフォトコントロール。ゴールまでもう少し。日生を5時過ぎに通過したので、カキオコ食べてから帰るか~、と悩んだけれど、トラブルがあって電車を乗り過ごしたなんて事は避けたいので、泣く泣くスルー。

今回は久しぶりにRITTEのカーボンバイクで出かけたが、直前までグラベルロードで遊んでいたせいか、どうも軽い車体とペダリングがマッチしないギクシャク感を持ったまま300kmを走りきる事に。10月にブルベシーズが終わってからもロングライドはこなしてきたが、やっぱりブルベは別物。とにかくトラブルが無いように、”いつもとおり”を心掛けて淡々と。

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装備は過不足なかったし、機材トラブルもなし。何とか15時間で無難にまとめた。日が変わる前に帰宅できたので、新年初ブルベとしては上出来かな。

次回のブルベはBRM111の神戸300km、悪路も待ち受けているようなので、しっかり準備をして備えたい。

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