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久しぶりのブルべ BRM102牛窓200㎞

R東京の恒例になっているお正月ブルべに参加してきた。2023年の春頃から腰の調子が悪く、腰椎分離すべり症と診断されてから200kmオーバーのライド、つまりブルべは自重していたので久しぶりのブルべだ。最後に参加したのはいつだったかな?と思い返したら2023年の1月末、紀伊半島600㎞を三船さんと一緒に走ったのが最後だった。そして、今回のブルべは三船さんも参加されるようなので、「ブルべ再始動にはちょうどええやんけ!」という事で、グランドオープンの翌日に臨時休業という謎ムーブを決め

    • ぼうそうする2023年のフレッシュ

      日本には馴染みのないイースターですが、ブルベ愛好者なら毎年意識しているはず?イースターの記念日に合わせて世界中で行われるのが、チームで走行するブルベ・フレッシュです。今まで6回参加したことがあり、昨年はコース上のトラブルに対応できずDNF。今年は昨年DNFしたものの、一緒にゴールまで走ったH野さんに、助っ人的ポジションでU田さんを加えた3名で出走する事に。 グループライドの方が、仲間と協力して速く楽に走れるイメージがあるかもしれませんが、フレッシュに限るとそうでもない。24

      • BRM128松阪600 に参加してきた

        恐怖の前日移動 2023年は4年に一度のブルベの祭典、パリ~ブレスト~パリが開催される。そのせいか、松阪発のワンウェイルート、真冬の600kmという認定完走を目指すには厄介な条件がそろったブルべにも関わらず、30人以上の申し込みがあったBRM128松阪600。その参加者の中に三船さんがいたので、前日移動や走行計画について事前に情報交換を行う。自分がブルべに参加する切っ掛けの一つが、三船さんのブルべのレポートだったので、今回のようなブルべは絶好のチャンスだ。そして、満を持して

        • ニセコグラベル Autumn Ride

          国内ではこれ以上はないという絶好の環境で行われる、ニセコグラベルに参加してきた。 ニセコグラベルとは北海道のニセコ町で開催される、オフロードとオンロードをミックスしたサイクリングイベントで、2年前からテスト開催が行われていた。2022年はSpring RideとAutumn Rideの2回が開催された。今回参加したAutumn Rideはそれまでのテスト開催とは異なり、より多くの参加者を受け入れる体制になっている。コースはショートコース、ミドルコース、ロングコースに加えてエ

        久しぶりのブルべ BRM102牛窓200㎞

          SR600京都と機材と

          2020年から始まった新コースSR600京都。プロデューサーはブルベをこよなく愛する男、オダックス近畿のK山氏だ。当初は5月にエントリーを予定していたが、緊急事態宣言発令もあり、11月の1週目に予定を変更して挑むことになった。 機材の準備と計画今シーズンのSR600は、紀伊山地を2回と阿蘇を完走、四国山脈をDNFと4回出走しているが、いずれもフレームはWILIERのレーシングモデルZERO SLを使用している。当初からSR600攻略のためにオーダーしていたフレームなので、サ

          SR600京都と機材と

          flèche2022とDNFと

          5回目のflècheチームで参加するブルベ、flèche(フレッシュ)。毎年イースターに合わせて開催されるので、参加するチャンスは年に1回しかない。募集期間に合わせてメンバーを集めて、リーダーはルートの策定や精査するなど、通常のブルべよりも参加へのハードルは高い。 こんな具合のフレッシュだが、これまで4回、リーダーとしては3回参加しており、いずれも認定完走することができた。 今回は、初めてリーダーを務めるAさんのサポートをする、という立場での参加になった。 ルートは直江津か

          flèche2022とDNFと

          2022BRM101大阪200km寸評

          3年ぶりに復活した桜ノ宮をスタートするオダックス近畿のブルべ、通称グルペットブルべ。前回開催されたのは3年前のこと。1月1日の0時にスタートし琵琶湖の西側を高島まで北上、湖東の山々から上る初日の出の光を浴びながら大阪へ戻って来る200kmのブルべだった。 今回もコースの基本は前回と同じでアップダウンが少なく、コースとしての難易度はかなり低い。ポイントは真冬の夜中にスタートということで、寒さと眠気への十分な備えが必要。加えて肝心の天気の方が…。前回の開催では大晦日に滋賀県西部

          2022BRM101大阪200km寸評

          SR600四国山脈 2017年の記録

          初めてブルべに参加したのは2016年の2月、SR600は2年目の2017年5月に四国山脈に出走したのが初めて。当時の記録をFacebookのノートに保存していたけれど、いつの間にやらFacebookのノートが終了していたのでこちらに転載してみます。 ①準備計画編昨年からAJ岡山主催のSR600の噂が飛び交っていたが、4月になっていよいよその全貌が明らかになった。事前に聞いていた通り、獲得標高は14,000m超と一つ一つの峠は低いものの、さすがAJ岡山というエキセントリックな

          SR600四国山脈 2017年の記録

          SR600阿蘇を走ってみた

          九州にもとうとうSR600のコースが誕生した。肥後大津を出発して阿蘇を中心に高原を巡るコースだが、そのテーマは「阿蘇山ジオツーリズム」である。ジオツーリズムとはある場所の地球科学的な現象に対して興味や関心を持つことで、単なる観光とは異なる・・・らしい。これは紀伊山地の”世界遺産”とならんで壮大な副題である。3月に開通したこのコースだが注目度は高く、すでに知人が数名走行している様子をSNSで目にした。気になったのは、 ①ぼんさん越の前後は道が荒れている。②累積標高は11,00

          SR600阿蘇を走ってみた

          4ヵ月ぶり3度目のSR600紀伊山地

          2017年の5月に四国山脈を走ったのが初めてのSR600だった。その後も夏、秋とSR600を楽しんできたが、春先の出走は今回が初めて。ここ2年でグッとコースが増えた日本のSR600だが、紀伊山地は自宅から1時間ほどでスタート地点にアクセスできるという点で秀逸。しかも龍神スカイラインが開通するのも早く3月25日の午前7時から通行可能だ。という事で今年1つ目のSR600はこれに決まった 今回は天気は概ね良好。2日目に少し雨雲がかかるかもしれないが、龍神温泉には夕方に到着すればさ

          4ヵ月ぶり3度目のSR600紀伊山地

          SR600西日本

          またまた近畿にSR600のコースが増えた。今度は姫路スタートのSR600だ。コース設計者は神戸GFシリーズをリリースする難コースのアーティストK山さん。姫路スタートなので、現地への移動は楽ちん。仕事が終わってから新快速で姫路へ移動して、23時にはベッドでお休み。大阪市内在住の自分には願ってもない、いつでも行けそうなお手軽さが魅力だが、果たしてコースの方はお手軽なのか? 4月中旬に解禁される予定だった本コース、私はある程度先行者が走り終わった後のレポートを参考に9月に出走しよ

          SR600西日本

          G・BREVET試走600km編

          ランドヌールの憩いの場、私の食堂?でもあるスポーツバーgruoettoが企画するBREVET的なイベントG・BREVET(最近は”グルべ”という呼称もあるようですが…)の試走に行ってきました。 コースはgrupettoをスタートして、大垣経由で九頭竜湖まで向かって、日本海沿岸を走った後は湖西道路から大阪へ戻ります。累積標高はRWGでは7,000ありますが、実際は3,500mほど。来年度以後のオダックス近畿のBRMに採用されるかもしれませんが、マスターらしい絶妙な難易度設定で

          G・BREVET試走600km編

          BRM126近畿200km泉佐野 榛原往復

          年明け3回目のブルベがやってきた。泉佐野スタートのブルベに参加するのは4年ぶり。とは言うものの、SR600には昨年に2回参加しているので、泉佐野に来るのは慣れた気がしなくもないが...。今回は4月のフレッシュに向けてチームメンバーと練習を兼ねて参加した。コースは泉佐野スタート定番の雄の山峠を越えてから、紀の川沿いに榛原までを往復するコース。緩ーく上って緩ーく下って帰る。難易度は高くないので自分たち以外にもフレッシュの練習にチームで参加している方が多かった印象。 スタートに着

          BRM126近畿200km泉佐野 榛原往復

          BRM111近畿300km神戸 All Road Stage.1 淡路山脈

          ブルベに参加するときに、人には「申し込みをする前に中身を確認しましょう」と言っている割には、自分が参加するブルベは時間の都合が合えばタイトル次第で適当に決めている。今回はそんな適当さが悲劇を招いたブルベだった。 コースは神戸をスタートして、淡路島の山間部に突入する300km。4年ほど前に淡路島の酷い道探索を行っていたので、今回のコースも大半は走った事がある場所だったが、できるだけ日が高いうちに淡路島の酷道はクリアしないと、帰路も含めて大変な事になるだろう。当然ながら金曜日の

          BRM111近畿300km神戸 All Road Stage.1 淡路山脈

          BRM103いってこい鷲羽山(R東京300km)

          お正月にロングライド?ここ4年は毎年、松の内にブルベを少なくとも1本は走っているが、ブルベを始める2016年まではちょっと理解できない行動だ。普段からサイクリングを楽しんでいるなら、長期休暇くらいは別の事をしたり、ゆっくりと過ごせばいいのに、普段はできないようなサイクリングに精を出そうとする、趣味に嵌った人間の性が今年も出てしまった訳だ。今年はちょっと控えめに1月3日にR東京が開催する300kmのブルベに参加してみた。 大晦日と元日は実家の近くでグラベルを満喫、2日の午後か

          BRM103いってこい鷲羽山(R東京300km)

          BRM1024日置1000km 九州一周

          そういえばもう先月のことになるのか。九州を一周するブルベ、BRM1024日置1000kmに参加してきた。一周することで九州の土地勘を養いたかったのと、2016年版の1000kmのメダルをゲットする最後のチャンス、これがこのブルべを選んだ主な理由だ。それから父方の出生地がある蒲生を訪れるという裏ミッションも今回は意外に楽しみにしていた。自分の本籍地はまだ見ぬ蒲生のまま(現在は市町村合併で姶良市になっているようだが)。関西で生まれた両親もよく知らない場所らしい。1000kmの旅と

          BRM1024日置1000km 九州一周