『縁』に助けられて
僕は、この仕事を始めて改めて『縁』を大切にしないとなと実感している。
そもそも今の仕事場である『家庭学習応援施設MyPlace』という場所もかなり大きな一軒家を自宅から歩いて1分程度の場所に借りることが出来たこともそもそもの『縁』の始まりを感じている。
昨年9月の3週目、僕は適応障害の症状があり、自分の職であった『教師』の仕事に足を向けることが出来なくなった。子どもたちとの関係は決して悪くはないと思っていたし、子どもたちには心配や迷惑を掛け本当に済まない思いでいっぱいであった。
ただ、自分の体調や性格、今までの『教師』としての生活や頭の中に巡る想いを繰り返し自分で整理していった時に仕事を続けることが出来なかった。正直悩みは絶えなかったし、辛い気持ちもたくさんあったが、ある日、妻と長男が少し帰り道を変えた日があり、今の施設の物件が借り手を探していることを知った。
初めは手作りの看板に携帯番号が書かれていることから「怪しいかもなぁ…」という不安があったが、思い切って電話を掛けてみた。一度お会いして話をしてみたところ、「そういう想いなら是非協力します!!」とかなり好条件で物件を借りることができることが決まった。
ほんのわずかな手直しで子どもを迎える施設として運営出来るところまで持って来られたのは、この『縁』のおかげだ。
もちろん、日々改善しながら進めていく必要はあるものの、ここまで自由に扱って良い物件に出会えると思っていなかったので本当にありがたい。
話が変わって、つい最近のことだ。
僕はずいぶん前からお笑い芸人のキングコング西野亮廣のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』に入会している。まだ、オフ会など実際のイベントには参加したことが無いが、教師時代からずいぶん『仕事』に繋がるヒントをもらっている。
最近は、少し他のメンバーの方とも繋がりが持てるようになり、何人かの方から今の『仕事』を応援するようなコメントをいただいたり、お仕事を貰ったりと単なるオンラインサロンというイメージではない気がしている。
そんな中、サロン内で繋がった『書家 D @ 道で書くから書道 改め 家で書くから書家』という方から現在準備中の地域で進める『無料塾』のロゴを書いてもらうことができた。
インターネットが出来たことによって『いつ、どこで、誰と繋がる』ことが出来る可能性は無限に広がった。
僕は、ドイツにホームステイ先を見つけることが出来た。舞台の下から眺めていたアーティストと一緒に授業をやった。しかも3人もだ。
次はどんな『縁』が待っているのだろう?グダグダ文句を言って待つような人生にはしたくない。『縁』を迎えに行けるような人間を目指して今日もまた明るく生きていこうと思う。
このサポートは、家庭学習応援施設MyPlaceの運営に活かされます。日本を支える『教育』のサポートをぜひお願いします!!