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フードファイターの街

今日はランチの値段の話。
私が今住んでいる場所は、
大学が近いこともあり飲食店がいっぱいある。
そしてどこも
想定している料金より2〜300円安い。
かつ、学生に優しい街なのでボリュームもすごい!
大盛り無料替え玉無料がゴロゴロあるし、
そもそもの一人前の量が2人分ある。
大食いの人にも優しい街である。

私はと言うと次のご飯が食べられなくなるので、
ご飯は少なめに、量も少なめに、
なるべく腹八分目で済ましたいタイプ。
(間食もするので胃をあけておく必要あり)
そういう人間からすると、
サービスは嬉しいしありがたいが
とにかくお腹が苦しい。
でも絶対に残したくないので、
減らないご飯と添えられた揚げ物などに
毎度格闘することになる。
食べ終える頃には一試合やり切った感。
もちろん試合中にスマホに目を向けるような余裕はない。

肝心の値段はというと、
一番安い所では、なんと300円台で
お腹いっぱい食べられるお店がある。
そこはちょっと異常としても、
大体700円〜800円も出せば充分な量と質の
ご飯が食べられる。

反対に私の職場は大都会にあるので、
そもそもの相場が高い。
コロナ前は800円台の定食などもあったが、
もう800円台もあまり残っておらず
1000円台が普通で、大した内容でなくても
3桁ではなかなか食べられない街になっている。
これなら近所のお店の、
あの定食の方がおいしいし、
量もあって満足できるのにと思いながら
お店を無理やり選ぶのはまあまあ苦痛。

大阪人は特にそうかと思うが、
安くてうまいは当たり前。(good)
高くてうまいも当たり前。(bad)

その精神を持って生まれてきたため
高くてもまずい、まずくはないが普通、
というご飯の後味は不満でしかない。
さらに、なまじ料理ができるので、
この程度なら自分で作った方がおいしい
とも思ってしまい、さらに選択肢が狭まる。

近所のお店の皆さんは
なぜあんなに安く提供できるのだろうか。
物価はさして変わらない。
最低賃金も変わらない。
めちゃくちゃ田舎と言うわけでもなく
農作物が余っているわけでもないと思う。
ただただ企業努力とサービス精神の成せる技なのか?
そうだとしたら、本当にすごい。

すごいなあ(にしても多いな)と思いながら、
おいしいなあ(ほんとに小サイズ…??)
と思いながら、
今日もはちきれそうなお腹を抱えて
自転車をこいでいる。

#京都 #京都暮らし #ランチ #値段 #ものの値段 #大盛り #デカ盛り #学生街 #フードファイター

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