ふゆ(京都で犬と暮らす人)

京都移住1年目。 常に食べもののことを考えている。 豆柴の女の子と1人と1匹暮らし。 …

ふゆ(京都で犬と暮らす人)

京都移住1年目。 常に食べもののことを考えている。 豆柴の女の子と1人と1匹暮らし。 和菓子・洋菓子・パン・ごはん全部好き。 読書と料理が一番の趣味。

最近の記事

忘れないでいること

私の本籍は新長田にある。 先日機会があって、 大人になってから初めて新長田に行った。 駅周辺をぐるっと歩いて古い街並みも見てまわった。 少し前にNHKのドキュメント72時間で 取り上げられていたが商店街がたくさんあり すじ焼きやそばめしが有名。 (すじ、すじこん、とは牛すじとこんにゃくを 甘辛く煮たおかずである。) 迷うことなくすじ焼きを注文し、 寂れた古い商業施設内のベンチで食べた。 この時も思ったが、 最近1人でその辺で座って何かを食べたりすることに抵抗が全くなくなって

    • お土産はもう渡せなかった

      韓国のレポートからだいぶ日が経ってしまった。 最近、少しショック、と言っていいのか わからない出来事があった。 韓国に行く前から親しくなり始めていた 新しい友達がいる。 料理が趣味という共通点で知り合い、 数人で集まって、料理会を催すなどをしていた。 韓国旅行後、韓国旅行を食べる会をやろう という話になっていたので 韓国で買ったお土産のお菓子を持って 借りていたキッチンスタジオに出向いた。 しかし事件が起きた。 途中、合流し歩いていると その道中でなんとマルチ商法の勧誘を

      • 生牡蠣と豚肉と私

        韓国に2泊3日の旅行に行ってきました。 食べたものは、以下の通り。 ・チョッパル ・スンドゥブ ・キンパ ・カルクグス ・ソルロンタン ・サンナクチ ・チヂミ ・牡蠣ポッサム ・ケランチム ・ホットク ・オレオケーキ ・ヨーグルト ・マンゴージュース ・キウイジュース ・たい焼きアイス この中で特筆すべきものは牡蠣ポッサム。 牡蠣ポッサムとはポッサムと呼ばれる 茹で豚と生牡蠣を一緒に食べる料理である。 もともと牡蠣が好きなので、 そんなものがあるのか!と 見つけたときは目が

        • 料理の上手さについて

          私の母は料理が上手い。 この間それを再確認することがあった。 人に誘われて、初めて料理教室に参加してみた。 個人でやっている料理教室でその時々で 会場を借りてやっている様子。 その日はアパートの1室で行われたのだが 訪ねた時点で「ここ…??」 と言うような場所で不安が募る。 迷いつつもなんとか行ってみると、 参加者の半数以上が男性だった。 私はてっきり料理上手な お姉さまたちがいるものだと思って とても緊張していたのだが、 勝手に女性が来るものと思い込んでいたことに びっ

          食べ損ねた後悔

          先日、とある県に一人旅に行ってきた。 1人でホテルに泊まるのは寂しいので、 まだ宿泊付きの一人旅はしたことがない。 つまり夜行バスを使って 0泊で帰ってくるパターンである。 その日もバスまでの時間を 駅前の居酒屋でつぶしていた。 そのお店はご当地の美味しいものが 食べられると有名なお店だったので ぜひ行ってみたいと思って目をつけていた。 1人なのでカウンター席に座るが 1人なので、いろいろ頼んでも食べ切れないし 高額になってしまう。 何を頼むか厳選に厳選を重ねる必要があった

          やっぱりお刺身食べたくて

          ご飯屋さんに行く時、 選ぶ権利があるときは、 大抵海鮮料理屋さんを希望する。 肉に比べると魚は高いというのもあり、 普段の食事ではどうしても 魚を食べる機会というのは少ないし、 毎日食べ続けることが難しい。 少しでも魚不足を解消するべく。 あと、やっぱりお刺身が食べたい。 その日の私が選んだお店は駅から少し歩くが、 扉を開けた瞬間から、正解の予兆を感じた。 高まるワクワク。 コートを預かってくれることや、 席と指の間が広いこと、 店内に活気があってあったかいことなどなど

          やっぱりお刺身食べたくて

          冷凍庫に眠る約束

          先日、パンの食べ比べをする機会があった。 各人がそれぞれ推しのパン1つを選んで持参し みんなで分けて食べてみるという、 とても平和で人畜無害な会である。 私は老夫婦が営んでいる 小さなパン屋さんのパンを持っていった。 他の方のお勧めのパン屋さんは 名前は知っているが行ったことのないお店や いつも閉まっているお店、 いつも売り切れているお店、 予約しないと買えないお店などなど。 もちろん知らないお店もたくさんあり Google マップのピンが急増した事は 言うまでもない。 京

          雨の日に開く新しい中華

          板春雨を初めて買ってみた。 中華系の新しいメニューが作れると 楽しそうだなーと思って思い切って購入。 本当は昨日使う予定だったが、 よく使い方を読んでおらず さぁ作ろうと思ったら「15分から20分茹でる」 とあり面倒になり断念。本日に至る。 今日はあらかじめ茹でておき、準備は万端。 当初は鶏ミンチの旨みを吸わせて 炒め煮にしようと思っていたが、 袋の裏面に書いてあったレシピをふと見ると なんとなく本格的で美味しそうな雰囲気。 ということでほぼ人生初、 「袋の裏面のレシピを見

          雨の日に開く新しい中華

          ミネストローネはいかがですか

          ミネストローネを失敗した。 原因は分かっている。 1.野菜を十分に蒸さなかった。 蒸しが足りないので、 野菜の出汁と甘みが出ていない。 2.普段使わないソーセージをぶち込んだので、 (しかも輪切り)味の加減がよくわからなくなり、最終的に塩辛くなってしまった。 3.隠し味のつもりのソースを入れすぎた。 ソースじゃなくてケチャップを入れるべきだったかも。 料理を失敗すると一人暮らしの辛さがしみる。 誰も食べてくれる人がいないので 自分で食べるしかない。 私が食べたい味を作

          ミネストローネはいかがですか

          食べたいものを作れる幸せ

          先週の土曜日、 友達を呼んでクレープパーティーをした。 人を呼ぶ時、準備が楽で 誰でもちょっとテンションが上がるから という理由でたまにやる。 もちろん楽しかったけど 粉ものを食べ過ぎた気がする。 皮が足りなくて2回焼いたし… その夜はあっさりと(?)キムチ鍋にした。 私は朝から何でも食べられる人間なので 日曜日の朝は、キムチ鍋の残りに ご飯を少し入れて雑炊に。 お昼は土曜日の夜に食べたくなった マカロニグラタン。 さらにその後、前回の記事のとおり餃子を作って晩ごはんとした

          食べたいものを作れる幸せ

          思い立って餃子

          餃子作りは実家でよくやっていた。 でも餃子って時間がかかる。 材料切って混ぜて包んで焼く。 包む時は喋りながらダラダラとしていたので 時間があるときでないとできないメニューだ。 今日は違う献立を考えていたけど、 本を読んでいてふと餃子が頭に浮かんだ。 (特に餃子が出てきたわけでもないのに) 餃子の皮は去年から冷凍庫に眠っているし 肉もある。冷蔵庫にキャベツと白菜もあると 思い立って作ったのであったが、 私はいつもここでやり方を忘れている。 野菜を切ったのはいいものの みじ

          マフィンは自由

          バレンタインでしたね。 日頃からお菓子を作っている身としては 特別感はないものの、催事は気になる。 チョコレートって本来は 高価なものよなと感じる時でもありますね… 美味しいけど! 寒くなるとチョコレート味のお菓子が 食べたくなるのは私だけでしょうか。 ガトーショコラ、チョコプリンは最近作ったので 今回はマフィンを。 マフィンは1つずつ分かれているので 半分だけ味を変えたりできるのが楽しいし いくらでもバリエーションが作れるし ぱくっと食べやすくて持ち運びにも便利なので

          レトロでモダンな生クリーム

          明石に行ったときの話。 気になっていた洋菓子屋さんに行った。 中心地から少し遠く ほんとにこんなところに?と言う所まで行くと なんと船着場の目の前、そこにぽつんと そのケーキ屋さんはあった。 見た目はレトロで、なんとなく 東京の大宮洋菓子店を思わせる雰囲気。 これは当たりかハズレか。 自動ドアを開け入るとショーケースが並び サイドに焼き菓子がある。 まずは焼き菓子から見ていたが、 なんといってもデザインがとてもかわいい! 人にあげるのにも喜ばれそうな モダンなデザインで、

          レトロでモダンな生クリーム

          食べ放題に踊る心

          私は牡蠣が好きだ。 コロナ前は兵庫県の牡蠣の産地で 毎年開かれるの牡蠣祭りを楽しみに 家族で訪れていたし、 スーパーで牡蠣が安い時は即購入し牡蠣鍋一択だった。 広島県も何回も行っているし、 都会のオイスターバーにも足を運ぶ人だったが 最近はあまり食べる機会がなくなっていた。 年始に、親からの提案で 広島で閉店するホテルがあり、 そこで牡蠣のフルコースが食べられるからと 旅行のチラシを見せてきた。 最初は行こう行こうとなっていたが、 結局広島まで行かずとも、 兵庫で食べれば良

          冬の縁日という平和

          節分祭に行ってきた。 思っていた以上に規模が大きく、人も多く、 屋台がずらりといっぱい並んでいる。 京都に来てからあちこちのイベントで 屋台を見ることが多くなった。 屋台って、一般的には夏祭りのイメージ のように思えるけど、 このへんでは年中屋台に会える。 京都市内でいえば、とにかくイベントが多く 行こうと思えば毎月屋台に行けるぐらいだ。 屋台は並んでいるだけでテンションが上がる。 あーこのお店あの時も見たな、と ちょっと屋台の解像度も上がる。 令和の屋台は、珍しいもの

          フードファイターの街

          今日はランチの値段の話。 私が今住んでいる場所は、 大学が近いこともあり飲食店がいっぱいある。 そしてどこも 想定している料金より2〜300円安い。 かつ、学生に優しい街なのでボリュームもすごい! 大盛り無料替え玉無料がゴロゴロあるし、 そもそもの一人前の量が2人分ある。 大食いの人にも優しい街である。 私はと言うと次のご飯が食べられなくなるので、 ご飯は少なめに、量も少なめに、 なるべく腹八分目で済ましたいタイプ。 (間食もするので胃をあけておく必要あり) そういう人間か